今回は、医療を題材としたおすすめの漫画を紹介していきます。
医療漫画といえば、白い巨塔のような大学病院の出世レースや、ドクターXバリの失敗しない派手な外科手術をイメージする人が多いと思います。
ですが、医者と一口に言っても、外科/内科だけではありません。様々な科があり、それぞれに専門医がいて、日々高度な医療を実践しています。
今回は医療体制に詳しくなれるような漫画も含めて、色々紹介していきたいと思います。
なお、当ブログではジャンルごとに様々な漫画を紹介しています。詳細は以下のまとめ記事をご覧ください。
医療漫画おすすめ13作品を紹介する
おすすめ医療漫画を13作品、ここではランキングにして紹介していきます。
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1.『ブラックジャック』/手塚治虫
手塚治虫大先生による往年の名作。医療漫画の原点と言ってもいいでしょう。
主人公である謎の天才医師ブラックジャックの活躍を通して、人間や命の重みについて深く考えさせる作品です。
2.『医龍』/乃木坂太郎,永井明
大学病院の心臓外科を舞台に、奔放な天才外科医である朝田が次々と難手術を成功させていく物語。
医局の闇に翻弄される医者や研修医にも焦点を当てながら、本当に大事なものは何かを気づかせてくれる。
3.『ブラックジャックによろしく』/佐藤秀峰
大学病院の研修医が主人公、現代医療の抱える問題や闇に切り込んでいく。
理想と現実のギャップに悩み、迷う若き医者の葛藤がとてもリアルに描かれている。
4.『コウノドリ』/鈴ノ木ユウ
産婦人科に務める産科医が主人公、小さな命を救うために奔走する感動の物語。
近年ドラマ化もされた人気作。赤ちゃんだけでなく母親の苦悩や葛藤なども描かれている。
5.『ラジエーションハウス』/モリタイシ,横幕智裕
放射線科という、普通の人は存在すら知らなさそうなマイナー(?)な科が舞台。
そこで働く医者と放射線技師の仕事内容や重要性がよく分かる作品。こちらも2019年にドラマ化。
6.『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』/恵三朗,草水敏
病理という病気の原因や過程を調べる専門医師の奮闘を描いた作品。
こちらもあまり知られていないとは思うが、仕事内容を丁寧に説明しつつ、病院内での他科との関わりも描かれているので読みやすい。
7.『JIN -仁-』/村上もとか
西暦2000年の現代を生きる脳外科医が、幕末の江戸にタイムスリップするという、SF要素の強い医療マンガ。
SF展開も気になりつつ、医療器具も薬も存在しない江戸時代に、知識と人々の協力により、医療を発展させていくヒューマンドラマとしても完成された作品。
TBS系列でドラマ化され、こちらも大ヒットとなりました。
8.『Dr.コトー診療所』/山田貴敏
東京の有名外科医が、とある事情から離島の診療所の医者として赴任する物語。
医者と看護師、島の人々の触れ合いを通して、離島医療の問題にも焦点を当てた名作。
9.『Shrink~精神科医ヨワイ~』/月子,七海仁
精神科医として弱っている人々を救う先生のお話。精神病に対する正しい解釈、治療法を明確に説明しつつ、精神科の持つネガティブな印象を繰り返し払拭しようとしている描写が目立つ。今の日本に絶対に必要な漫画であると感じられる。
10.『アンサングシンデレラ』/荒井ママレ,富野浩充
病院の薬剤師として働く女性を主人公とした医療漫画。日頃我々が相対する調剤薬局ではなく総合病院における薬剤師というのがポイント。
薬剤師のリアルをきちんと描いていると評判で、画力も高めだと思う。石原さとみ主演でドラマか化もされた話題作。
11.『最上の名医』/橋口たかし,入江謙三
若き小児科医が、小児医療の改革に向けて奮闘する物語。
橋口たかしイズムを感じる場面はちょこちょこありつつも、全体的にはアツい医療漫画に仕上がっていると思います。
12.『ワイルドライフ』(完結:27巻)
絶対音感をもつ熱血獣医さんの物語。大学病院に勤務しながら、持ち前の熱意で周辺人物の凝り固まった先入観を徐々に変えていく。
医療的にどうなのか?と思う展開や描写もあるが、真っ直ぐに動物たちに向き合う姿は獣医の鏡だと思う。
13.『麻酔科医ハナ』/なかお白亜,松本克平
あらゆる医療漫画で脇役になりがちな麻酔科医に焦点を当てた物語。
大学病院に務める女性麻酔科医を主人公に、人手不足が深刻な麻酔科の現状を赤裸々に描いている。
終わりに
冒頭でも紹介しておりますが、各ジャンルごとにおすすめ漫画をまとめてありますので、こちらからどうぞ。
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