私が大好きな漫画の一つ、高橋ヒロシ氏作「クローズ」。
出会ったのは高校生の時、もちろん今でも全巻所有しています。
小栗旬さんや山田孝之さん出演で映画化もされました。映画の方をご存知って方も多いでしょう。
クローズはスピンオフ作品や似たようなタイトル・絵柄の作品が結構多いんですよね。
ということで、「クローズシリーズ」には何があるか、何から読めばいいか、まとめてみました。
漫画家「高橋ヒロシ」とは
髙橋 ヒロシ(たかはし ひろし)は、日本の漫画家。福島県河沼郡会津坂下町出身[1]、長野県松本市在住[2]。 血液型O型。高校生を中心にした不良少年の抗争を描いた作品を数多く手がけている。
男なら誰でも一度は憧れるような、そんな不良漫画をたくさん書いておられますが、その中でも代表作といえるのが「クローズ」、そして続編にあたる「WORST」。今回はこの2作品を中心に、「クローズ」シリーズをまとめてみます。
「クローズ」シリーズをまとめてみる
『クローズ』
俗称”カラスの学校”不良ばかりの鈴蘭高校に転校してきた坊屋春道。惚けたふりしてめちゃめちゃ喧嘩が強い・・・!坊屋春道と鈴蘭高校を中心に、街の不良たちが喧嘩を通して大切なことを学んでいく青春の物語です。
主人公の坊屋春道はもちろんのこと、登場人物がみんなかっこいい!喧嘩ばかりして、世間一般から見ればはみ出しものなんだけど、仲間との友情や絆を深めていくのです。
リンダマンも阪東も美藤兄弟もパルコアンドデンジャラーズもみんな好きだけど、やっぱりブルが1番好き。大将って感じがする。
『WORST』
上のクローズの続編がこのWORST。
鈴蘭高校はじめ、基本的な設定は前作そのままに、クローズの1年後から物語は始まります。転校生の月島花が、誰も成し遂げたことのない鈴蘭の「番長」を目指す物語。
クローズに出てきた登場人物が今作でも多く出てくるけど、1年の空白期間やWORSTでの物語が進むにつれ、勢力が色々変わってきてたりもする。
鉄生が死んだ時は泣いた。そんでグリやんが墓に供えてるのを見て、自分もセブンスターを吸うようになった。
クローズもそうだけど、妙にカッコよさを覚えるのはなぜだろう。ただ読むだけではなく色々考えさせられたりもした作品。
『クローズ外伝』『WORST外伝』シリーズ
「クローズ」シリーズには本編だけでなく脇役たちの物語や、クローズとWORSTの間の空白を埋める物語もあります。クローズ外伝が3冊、WORST外伝が2冊と計5冊ありますが、どれも本編に負けず劣らず面白いです。
例えば代表して1冊、『クローズ外伝』は「坊屋春道」「阪東ヒデト」「ポン・マコ・ヒロミ」にそれぞれ焦点を当てた3編を収録しています。
どちらもおすすめです!
高橋ヒロシ作品以外のスピンオフ
ここまで紹介してきた「クローズ」シリーズは全て原作/漫画ともに高橋ヒロシ作品となっていますが、実は高橋ヒロシ以外の作品もあります。
『クローズZERO』
こちら原作/高橋ヒロシ、脚本/漫画はそれぞれ武藤将吾、内藤ケンイチロウとなっています。
映画の好評を受けて漫画化されたようで、アウトソーシングされたってことなんでしょうか。
内容は、「ポン・マコ・ヒロミ」の海老塚中トリオが鈴蘭高校に入学してから、坊屋春道と出会うまでの1年間を描くというもの。
もちろん高橋ヒロシ作画とは微妙に異なりますが、結構似てます。
※私は最初気付かずに1巻読み終えたほどでしたから。。。笑
中身もクローズ、WORSTファンにはたまらない内容となっています!
『クローズ外伝 鳳仙花 the beginning of HOUSEN』
2017年より月刊少年チャンピオンで連載がスタート。おなじみ鈴蘭高校の最大のライバル鳳仙高校設立時のストーリーを描いています。あのスキンヘッドの殺し屋集団のルーツが語られるなど、ファンにはたまらない内容なのではないでしょうか。
こちらも原作/高橋ヒロシ、漫画/齋藤周平となっています。まだだいぶお若いようで、正直絵が受け付けない!と言った声もちらほらありますが、、今後に期待です。
終わりに
不良漫画の金字塔と呼ばれる「クローズ」ですが、連載開始はなんと1990年!
もうすぐ30年近くが経とうとしていますが。今なお色あせず若者たちを魅了し続けています。
これを見て気になった方は、是非手にとって頂けたらと思っています。
また、クローズシリーズ以外にも、名作ヤンキー漫画は数多くあります。
以下にまとめてありますので、是非こちらも参照ください⇩
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