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東野圭吾の大人気「ガリレオシリーズ」原作とドラマの順番や関係性をまとめて紹介してみる

今回は東野圭吾の人気シリーズ『ガリレオシリーズ』をまとめてみます。原作はもちろんですが、このシリーズは福山雅治主演のドラマ・映画が大ヒットしています。映画や連続ドラマは基本的には原作に基づいているのですが、ドラマと原作のリンクが順番通りになっていないことがあります。

今回はその辺を綺麗に整理してみます。また2018年10月にシリーズ6年ぶりの新作も出ていますので、そちらについても触れていきたいと思います。

なお、東野圭吾といえば、映画『麒麟の翼』などの「加賀恭一郎シリーズ」(「新参者シリーズ」)も有名です。こちらは別記事で今回同様に原作・映像化作品を整理していますので、以下からどうぞ⇩


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まずはシリーズ原作を順番に紹介していく

第1弾『探偵ガリレオ』(短編)

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。
BOOK」データベースより引用

シリーズ第1弾は、現象名をもじったタイトルが並んだ短編集。物理を中心とした科学知識を使って事件を解決していく手法が色濃く、まさにガリレオ先生はここから始まったんだなという感じがします。湯川教授は、ドラマや映画で福山雅治をイメージされる方が圧倒的に多いでしょうが、解説には佐野史郎をイメージして書いたとなっていてびっくりします。

1.燃える(もえる)
2.転写る(うつる)
3.壊死る(くさる)
4.爆ぜる(はぜる)
5.離脱る(ぬける)

それぞれの短編は、テレビドラマ第1シーズンと結びついています。詳しくは後述します。

第2弾『予知夢』(短編)

深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。その証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か…。常識ではありえない事件を、天才物理学者・湯川が解明する、人気連作ミステリー第二弾。
BOOK」データベースより引用

シリーズ第2弾は第1弾に続いて短編集。第1弾もそうですが、短編はドラマに向いていますよね。東野圭吾はもちろん長編が抜群に面白いですが、こうした短編集のクオリティが高いのも特徴です。

1.夢想る(ゆめみる)
2.霊視る(みえる)
3.騒霊ぐ(さわぐ)
4.絞殺る(しめる)
5.予知る(しる)

こちらもそれぞれの短編が、ガリレオテレビドラマシリーズ1期と結びついています。詳しくは後述します。

第3弾『容疑者Xの献身』(長編)

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
BOOK」データベースより引用

シリーズ第3弾は初の長編。トリックの重厚さや、犯人が最後まで分からないドキドキ感も勿論重要だけど、ただ謎だけでなく、そこに感動要素を入れ込み、更にどんな生き方が良いのか読者に問いかける。推理小説というより大衆小説として素晴らしい。そういう意味では直木賞受賞作品であることも納得です。

本作品に限って言えば主人公は湯川教授ではなく容疑者Xでしょう。とにかくラストが切ない・・。映画化もされましたが、堤真一の演技は素晴らしいの一言です。

第4弾『ガリレオの苦悩』(短編)

“悪魔の手”と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。湯川を標的とする犯人の狙いは何か?常識を超えた恐るべき殺人方法とは?邪悪な犯罪者と天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く、大人気シリーズ第四弾。
BOOK」データベースより引用

さて、第4弾はまたまた短編集です。実はドラマ・映画版では有名な柴咲コウ演じる内海薫が、本作でようやく登場します。実はこの内海薫は、テレビドラマ版の企画で生まれたキャラクターなんですね。

1.落下る(おちる)
2.操縦る(あやつる)
3.密室る(とじる)
4.指標す(しめす)
5.攪乱す(みだす)

こちらの短編は、ガリレオΦ、あるいはテレビドラマシリーズ2期と結びついています。詳しくは後ほど。

第5弾『聖女の救済』(長編)

資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。
BOOK」データベースより引用

第5弾は『容疑者Xの献身』以来の長編。ガリレオシリーズの長編は前述の『容疑者Xの献身』、そして後述の『真夏の方程式』といずれも映画化されていますが、今作はテレビドラマシリーズ2期の最終章に、「聖女の救済 前後編」として組み込まれています。まあ後編は30分拡大ですし、扱いが小さいってわけではないのですが。

いつも「ありえない」とつぶやいている湯川教授ですが、今回はまさに「完全犯罪」。犯人はわりと序盤で分かるんですが、トリックは?アリバイは?湯川教授をして「虚数解」と言わしめた衝撃の全容をお楽しみください。

第6弾『真夏の方程式』(長編)

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。
BOOK」データベースより引用

第6弾も引き続き長編。事故か殺人なのか、推理の過程やラストでの湯川教授と少年とのやり取りが沁みます。少年は主人公ではなくあくまで登場人物の一人ですが、湯川教授との出会い、一夏の経験を経て人間的に成長していく様子が文中から読み取ることが出来、東野圭吾の人物描写の上手さがよく分かります。

そんな少年との裏テーマは「夏休みの自由研究」。もちろん湯川教授の本職である物理知識もしっかり役に立ちます。なお映画版では女優の杏さんが良い味出してます。

第7弾『虚像の道化師』(短編)

ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。男は何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りた様子だったが、教祖は自分が念を送って落としたと自首してきた。教祖は本当にその力を持っているのか、そして湯川はからくりを見破ることができるのか(「幻惑す」)。ボリューム満点、7編収録の文庫オリジナル編集。
BOOK」データベースより引用

単行本では4編を収録した短編集でしたが、文庫本になる際に、後述の第8弾『禁断の魔術師』より+3編を合わせて収録し、計7編の大型短編集となりました。この辺の事情は後ほど説明します。

1.幻惑す(まどわす)
2.心聴る(きこえる)
3.偽装う(よそおう)
4.演技る(えんじる)
5.透視す(みとおす)
6.曲球る(まがる)
7.念波る(おくる)

こちらもそれぞれの短編が、ガリレオテレビドラマシリーズ2期と結びついています。

第8弾『禁断の魔術』(短編⇨長編)

姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。!単行本『禁断の魔術』では中編(250枚)「猛射つ」として発表された作品に、200枚超加筆する文庫オリジナル長編バージョン。
BOOK」データベースより引用

シリーズ第8弾は、単行本時には4つの短編を収録した短編集でしたが、そのうち3編は文庫本となる際に第7弾の『虚像の道化師』に収録されています。理由は残った短編んの「猛射つ」に対して、200枚超の大幅加筆がなされたためです。この作品のみを長編として文庫にしたんですね。

レールガンという個人的にワクワクさせてくれる物理知識が登場するので好きな長編ですが、人物描写やラストを含め全体としては、他の長編にはやや劣るかなという感じがします。

第9弾『沈黙のパレード』(長編)遂にシリーズ再始動!!

突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。秋祭りのパレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたのか。殺害方法は?アリバイトリックは?超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。
BOOK」データベースより引用

前作から6年間、一部ではガリレオシリーズは完結したのではなんて言われてたんですが、遂にシリーズが再始動しました。6年ぶりの新作、しかも長編ということもあって期待は高まる一方です。まだ読めてないので、感想は読み終わり次第追記したいと思います。


映像化された『ガリレオシリーズ』と原作のリンクを整理

この『ガリレオシリーズ』はテレビドラマ、及び映画で映像化されています。福山雅治や柴咲コウなど人気の役者さんが出演しており、最新作の『沈黙のパレード』を除けば、ほぼ全作品が映像化されている大ヒットっぷりです。個人的にも原作に負けず劣らず、好きなドラマ(映画)です。

映画はとても分かりやすいのですが、テレビドラマ版が原作通りの順番になっていない部分もありややこしいので、一つずつ見ていきます。ドラマ・映画合わせて映像化された順番に紹介していきます。

①テレビドラマ『ガリレオ』第1シーズン(2007)

2007年に月9枠でドラマ『ガリレオ』が放送されました。当時は第1シーズンの原作は第1作目『探偵ガリレオ』と第2作『予知夢』です。原作ではこの時点でいない内海薫が最初から登場していますが、内海と湯川教授の掛け合いがいいですよね。では1話ずつ原作とマッチングさせていきます。

〜原作〜

・第一話:燃える(探偵ガリレオ)
・第二話:離脱る(探偵ガリレオ)
・第三話:騒霊ぐ(予知夢)
・第四話:壊死る(探偵ガリレオ)
・第五話:絞殺る(予知夢)
・第六話:夢想る(予知夢)
・第七話:予知る(予知夢)
・第八話:予知る(予知夢)
・第九話:転写る/爆ぜる(探偵ガリレオ)
・第十話:転写る/爆ぜる(探偵ガリレオ)

②映画『容疑者Xの献身』(2008)

テレビドラマ第1シーズンの翌年後悔されたのが、原作第3弾の『容疑者Xの献身』です。これについては説明するまでもないでしょう。原作の方でも少し触れましたが、堤真一って良い俳優だなあと思います。

〜原作〜

・容疑者Xの献身

③スペシャルドラマ『ガリレオΦ』(2008)

映画『容疑者Xの献身』の公開日に土曜プレミアムで放送されたのが、『ガリレオΦ』。正式には『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』というらしく、舞台は第1シーズンから遡ること3年、湯川教授が草薙の依頼によって初めて警察への捜査協力をする事件が描かれます。

〜原作〜

・落下る(ガリレオの苦悩)
・操縦る(ガリレオの苦悩)

④テレビドラマ『ガリレオ』第2シーズン(2013)

第1シーズンから6年後、連続ドラマとして第2シーズンが始まりました。第1シーズンからの変化としては、やはり湯川教授の相棒役が柴咲コウ演じる内海薫から、吉高由里子演じる岸谷美砂に変わったところでしょうか。柴咲コウファンとしてはショックでしたね。。。

原作は、第4弾『ガリレオの苦悩』と第7弾『虚像の道化師』に加え、最終章として2話に渡って第5弾の長編『聖女の救済』を使用しています。一話ずつの詳細は以下に記載します。

〜原作〜

・第一話:幻惑す(虚像の道化師)
・第二話:指標す(ガリレオの苦悩)
・第三話:心聴る(虚像の道化師)
・第四話:曲球る(虚像の道化師)
・第五話:念波る(虚像の道化師)
・第六話:密室る(ガリレオの苦悩)
・第七話:偽装う(虚像の道化師)
・第八話:演技る(虚像の道化師)
・第九話:攪乱す(ガリレオの苦悩)
・最終章(前編/後編):聖女の救済(聖女の救済)

⑤スペシャルドラマ『ガリレオXX』(2013)

第2シーズンの最終回2日前、またもや土曜プレミアムで放送されたのが、この『ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ』です。このドラマは唯一原作にはないオリジナルストーリーで内海薫のオクラホマ研修の前日談から物語が進んでいきます。

柴咲コウファンとしてはよくやった!!といったところでしょうか。そもそもこのスペシャルドラマ自体が内海薫を出せ!という視聴者の声があったからだという説もありますが。

⑥映画『真夏の方程式』(2013)

土曜プレミアム『ガリレオXX』から一週間後に公開されたのが、『真夏の方程式』です。原作で少年と湯川教授がロケットを飛ばす瑠璃色の海をはじめ、海辺の田舎町が良い雰囲気醸し出してます。

また原作の方でも触れましたが、女優の杏さんが重要な役で出演しています。ガリレオシリーズはゲスト出演が毎回豪華ですね。

〜原作〜

・真夏の方程式

終わりに〜『ガリレオシリーズ』を無料で見るなら〜

テレビドラマシリーズは残念ながら再放送もあまりされないのでなかなかチャンスがありません。ですが映画は『容疑者Xの献身』、『真夏の方程式』ともにAmazonプライムビデオ会員であれば無料で視聴することが出来ます。会員登録はこちらからどうぞ⇩

プライムビデオの登録はこちらから

またこの2作品も含めてですが、Amazonプライムビデオのおすすめ邦画を下記でまとめております⇩

また、ガリレオシリーズは無いですが、Amazonプライムビデオのおすすめドラマはこちらからどうぞ⇩


東野圭吾作品のまとめはこちらからどうぞ⇩

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