王道からマイナーまで!感動必至のおすすめスポーツ漫画を競技別に紹介していく

漫画

 

数ある漫画作品・カテゴリーの中でも特に好きなのがスポーツ漫画です。学生時代部活をやっていた方は特に共感していただけると思うんですが、いくつになってもあの時の青く熱い気持ちを思い出させてくれます。

 

今回はそんな心を燃え上がらせるような激アツスポーツ漫画を、激アツポイントともに競技別に紹介していきます。

王道の人気作品からあまり知られていない作品まで厳選した40作品となっておりますので、普段漫画を読まない人も漫画好きの人も、きっとどハマりするスポーツ漫画に出会えると思っております。是非最後までご覧ください。

 

心を熱くさせるおすすめスポーツ漫画を競技別に紹介

◆おすすめ野球漫画

①『H2』(完結:34巻)

ライバルであり、親友でもある国見比呂と橘英雄。甲子園をめざす2人の“ヒーロー”に、ひかりと春華の想いが交錯する…。正統派スポーツ&ラブストーリー。

あだち充はいつも『タッチ』か『H2』で迷うんだけど、今回はより心を熱くする方ということで『H2』を選択。橘英雄らライバルたちがとても強力に、爽やかに描かれているのがよい。あとは何と言っても木根。あの涙の完投勝利は思い出しただけでうるっときちゃいますね。

セリフ無しで、コマ割りとかキャラの表情で読ませるのが本当にうまいと思います。展開が一辺倒とか誰か死なせずにはいられないのかとか言われたりするけど、あだち充無しにスポーツ漫画は語れないくらいの存在ですね。他にもおすすめ作品が多数あるのでこちらからどうぞ。⇩

 

②『ダイヤのA』(完結:全47巻)

中学全国大会を目標としていた沢村栄純(さわむら・えいじゅん)。最後の大会は自らの暴投で敗退してしまう。仲間とともに高校でリベンジを誓うなか、名門、青道高校野球部からスカウトが来る。見学に訪れた沢村は、いきなりエリート校の洗礼を受けることに! 名キャッチャーの呼び声高い御幸一也(みゆき・かずや)との出会いが沢村の高校野球への情熱を目覚めさせる!!

くせ球を武器に名門校のエースの座、更には甲子園出場を目指す少年の物語。主力だけでなく、数多くいる控えや下級生にもスポットを当てているため、フォア・ザ・チームの精神がよく現れており、感情移入がしやすいのが人気の要因の一つだと思う。いつもは渋い監督が時たま感情を爆発させるところが熱い。

なお第一部は完結。現在ACT2が連載中となっている。

 

③『MAJOR』(完結:全78巻)

父親のようなプロ野球選手になることを夢見て、日夜トレーニングに励む5歳の野球少年・吾郎!!友達の寿也君とリトルリーグに挑戦!?

幼少期から大人になるまで-、茂野吾郎の野球人生全てを描き切った作品。リトル編や高校編など、場面場面で心を熱くさせるのはやはり仲間の存在。本当の仲間の存在に気づき、彼らのために全力投球を続ける吾郎の姿には胸を打たれます。

 

現在は吾郎の息子大吾を主人公とした『MAJOR 2nd』が連載中。中学生編になってからぐっと面白いです。

 

④『最強!都立あおい坂高校野球部』(完結:全26巻)

都立高校教師・菅原鈴緒は、専用グラウンドもない野球部で甲子園を目指す女性監督。だがその熱血指導が災いして、春休み中の練習試合当日、全10人の部員中6人が退部届を残して逃げ出してしまった。力を落とした鈴緒が対戦相手に謝ろうとしたとき、さっそうと5人の選手が彼女のもとへ走ってくる。それは6年前の夏、甲子園予選敗退に涙する高校3年生の鈴緒に「甲子園へ連れてってやるよ」と誓った少年たちだった…

田中モトユキはスポーツが人を熱くさせる所以を熟知しているように思う。そうじゃなければ異種競技でクオリティの高い作品を連発出来ないですよ。少年野球時代の監督を甲子園に連れて行くために、弱小都立に集まったかつての仲間たちの戦いを描いた作品。右京の境遇と内に秘めた闘志を知った時は泣いてしまった。


 

⑤『ドラフトキング』(連載中)

全てのプロ野球選手が通るプロ野球の入り口、ドラフト。その陰には、高校野球、大学野球、社会人野球、独立リーグ…全ての野球選手の中から隠れた才能を見出し、プロへと送り込むスカウトマン達の活躍がある!! 並外れた眼力を持つスカウトマン郷原が見出した選手とは…!? その年のNo.1選手、ドラフトキングの獲得を目指すプロ野球スカウト譚開幕!!

プロ野球のスカウトマンを主人公とした漫画。一般人が知ることのないドラフトの裏側や、スカウトマンがどのように有望選手を発掘し、指名まで至っているかの過程を知ることが出来る、今まで無かった野球漫画です。

スカウトとしての目の付け所もさることながら、選手の成長や自己管理、メンタル面のケアまで、スカウトマンの業務範囲?の広さに驚かされます。野球経験者はもちろん、素人でも十分楽しめる漫画となっています。

 

・その他の野球漫画

野球漫画はこの他にも名作がたくさんあります。別記事でまとめていますので、こちらからどうぞ⇩

 

◆おすすめサッカー漫画

①『GIANT KILLING』(連載中)

達海猛35歳、職業サッカー監督。今季より弱小プロサッカークラブ『ETU イースト・ トウキョウ・ユナイテッド』の監督に就任する。現役時代も監督になってからも、好物は「番狂わせの大物喰い=ジャイアント・キリング」!

元日本代表のスターが古巣の弱小クラブの監督になり優勝を目指す。例えて言うなら中田ヒデが湘南ベルマーレの監督になってJ1優勝宣言するみたいなものかな。監督だけでなく選手一人一人にスポットを当てているし、サッカーの描写が一番うまい漫画だと思う。ダービーとか熱量が凄いですよ、是非45巻くらいまで一気に読んでほしいです。


 

②『BE BLUES!〜青になれ〜』(連載中)

日本人に生まれたら、サッカーをやっているなら…日本代表のユニフォームを手に入れたい!誰だってそうだろ!一条龍は、本気で日本代表になることを夢みているサッカー少年だ。幼なじみの双子・優人と優希といっしょに、まずは全国少年サッカー大会で優勝を目指す!!1対1の躍動感!ゴール前の緊迫感!絶妙の連携プレーを成功させたときの高揚感!サッカーの醍醐味がここにある。本格サッカー大河ロマン堂々開幕!!

類い稀な才能を持った主人公が日本代表を目指すサッカー漫画。リアルな現代サッカーを追求しつつ、主人公とその周りの仲間たちが成長していく様が描かれていて美しい。小学校、中学校を経て現在は高校生編ですが、節目節目で壁を乗り越えていくようなストーリー展開が熱いです。

 

③『シュート!』(完結:33巻)

憧れの「背番号10」久保嘉晴(くぼ・よしはる)とプレイするために、新設の掛川高校に入学した田仲俊彦(たなか・としひこ)=トシ。掛西中では活躍していた田仲だが、入院中の久保にも会えず、雑用ばかりやらされる毎日にうんざりしていた。が、マネージャー遠藤一美(えんどう・かずみ)の策略で、2年生と試合するはめに……。

天才久保嘉晴の意思を継ぎ、全国制覇に向かって邁進する掛川高校サッカー部を描いた作品。久保を失った悲しみから立ち直り、それぞれが一回り成長しチームとして強くなっていく姿が、未だに人気作品として挙げられる所以だと思います。

漫画『シュート!』は第一部から第四部まであります。以下の記事で順番にまとめています⇩

 

④『アオアシ』(連載中)

愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)。粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているアシトだったが、まっすぐすぎる性格が災いして、大きな挫折を経験することに―――
そんなアシトの前に、東京にある強豪Jクラブ「東京シティ・エスペリオン」のユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)が現れる。

田舎のサッカー少年が東京のJユースチームに引き抜かれ、プロを目指す物語。ユースチームを扱うサッカー漫画は珍しく、Jリーグの下部組織としてユースがどう在るかみたいなところにも触れていて面白い。

 

⑤『ブルーロック』(連載中)

2018年、W杯、日本代表ベスト16敗退…。これを受け日本フットボール連合は、W杯優勝のため、300人の高校生を集めた育成寮“青い監獄(ブルーロック)”を設立。コーチを務める男・絵心甚八は、日本に必要なのは「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言。無名のFW・潔 世一たちは、己をエゴイストに変える蹴落とし合いの選別に挑む!/p>

エゴイストなストライカーを育成すべく集められた才能ある若者たちが、ブルーロックと呼ばれる施設で切磋琢磨するサバイバルレース。最初の設定は結構無理があるけれど、物語が進むにつれて気にならなくなってくるし、魅力あるライバルたちと迫力ある絵柄で尻上がりに面白くなってくる。才能のぶつかり合いの中で主人公がどう成長していくのかが楽しみ。

 

・その他のサッカー漫画

サッカー漫画はこの他にも名作がたくさんあります。別記事でまとめていますので、こちらからどうぞ⇩

 

◆おすすめバスケ漫画

①『スラムダンク』(完結:31巻)

中学3年間で50人の女の子にふられた桜木花道。高校生となった彼は、ふと声をかけてきた女の子・赤木晴子に性懲りもなく一目惚れ。その「バスケットはお好きですか?」との問いに花道は…!?

この漫画を読んでないのは人生の半分損しているを唯一大真面目に言える漫画です。中高の部活を決める前にこの漫画に出会えたことが人生でトップ3に入る幸運だったなあと。熱いシーンはいくつもあり決められないですが、ここでは素直に最後の山王戦にしておきましょうかね。ラストの31巻はほとんど文字がなくほぼ絵だけで試合ラスト数分を描き切るんですが、迫力十分というか、作者の気合が伝わってきます。ページをめくる手が止まらないというのはまさにあのこと。


 

②『あひるの空』(連載中)

150cmの3Pシューター車谷空が主人公。愉快な仲間たちとインターハイ出場を目指す物語。スラダンが万人受けするバスケ漫画なら、あひるはバスケ経験者に突き刺さるバスケ漫画だと思う。バスケは積み重ねのスポーツであることを理解されてるから、負けたとしても試合展開はものすごく面白い。

車谷 空、15歳。身長は149cmと低めだけど、バスケが大好き! 入学したばかりの高校でもバスケ部に入部しようと張り切るものの、そこにいたのは学校をしきる凶悪な双子とその仲間達!? こんな部で、空はバスケを続けることができるのか? そして、小柄な空が魅せる大きな翼とは!?


 

③『DEAR BOYS』(完結:23巻)

バスケの名門校・天童寺から瑞穂に転校してきた哀川和彦。哀川は廃部寸前だった瑞穂バスケ部への入部を希望した。175cmの身長でダンクを決める哀川の実力と、バスケにかける情熱で活動を再開した男子バスケ部。そして、最初の練習試合の相手が成田中央に決まった。男子バスケ部を活動停止に追い込んだ、元顧問・下條の転任先。因縁の試合に熱くなった藤原が暴走し、チームワークを乱す瑞穂。それを相手に、冷静に得点を重ねる成田中央。因縁の試合は瑞穂不利のまま、後半戦に突入する!!

全23巻はACTⅠのお話。続編のACTⅡ、ACTⅢまで合わせると単行本で70冊以上の大作になります。天才哀川を中心とした少数精鋭の瑞穂高校が全国制覇を目指すというストーリー。宿敵天王寺高校とぶつかるまで、県大会〜インターハイとそれぞれライバル校の描き方がうまいので、捨て試合が無いのが特徴と思います。ACTⅡ、ACTⅢと続き、現在は別冊少年マガジンでACTⅣが連載中

 

④『I’ll』(完結:14巻)

高校入学目前に、ある中学校で行われた3年生最後の出場となるバスケの試合。そこで二人は出会う…。バスケ一家で育った“エリート”の柊仁成と、天性の跳躍力を持つ立花茜。だが二人に共通した思いは、高校ではもうバスケはやらないということだった…。が…。

ノスタルジックな湘南の情景と、湘南で暮らしバスケに熱中する主人公たちが時に力強く、時に切なく描かれている。各キャラも立ち過ぎってくらい立ってるし、上位3作に比べて全14巻とコンパクトにまとまっているのも良い。

 

⑤『switch』(連載中)

優秀な兄・陸玖と比べられる毎日にウンザリな雷夢…しかし勇気を出して、バスケを始めることを決意する!!!いきなりの球技大会、立ちはだかるはクセが強い好敵手たち、ムカつく先生、そして陸玖…初心者の雷夢に勝機はあるのか――!?

双子の兄に憧れ、追いつくべくバスケを始めた弟の物語。ストーリーやキャラ設定は申し分ない面白さであるので、後はプレー中の身体の動きをうまく描けたら化けそうな予感がする。

 

・その他のバスケ漫画

バスケ漫画はこの他にも名作がたくさんあります。別記事でまとめていますので、こちらからどうぞ⇩

 

◆おすすめバレーボール漫画

①『ハイキュー!!』(完結:45巻)

おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?

少年ジャンプで2020年まで連載されていた、宮城県の高校が舞台の人気バレーボール漫画。小柄だが身体能力のあるミドルブロッカーと天才セッターによる誰も止められない速攻を武器に全国大会を目指す。主人公コンビだけでなく上級生のサブキャラにも努力と成長が見られたりするし、何と言っても試合展開が熱い。

 

②『神様のバレー』(連載中)

アナリスト…それは、相手チームを分析し、ベンチ外から監督に作戦を指示する“チームの黒幕”。阿月総一は実業団バレーボールチーム<日村化成ガンマンズ>のアナリスト。とあることを条件に、全日本男子バレーボール監督の座を約束される。それは、万年地区予選1回戦敗退の私立中学校男子バレー部に全国制覇させることだった!

実業団の凄腕アナリストがひょんなことから、弱小中学バレー部の監督になるお話。バレーボールは現実の試合でも監督がタブレットとか持ってますけど、ただ分析するだけでなく相手の弱点や癖を付いて勝利していく様はお見事!と言いたくなる。熱血系ももちろん好きだけど、こういう漫画も熱くなれます。

 

③『リベロ革命』(完結:13巻)

幹本要、西山中学3年生。ちょっと背は低いけど、バレー部のエースだ。ある日、要はマンション3階から誤ってきた赤ちゃんを間一髪キャッチし、一躍町の英雄になる。市民バレーボール大会の日、体育館は要を一目見ようという人達でいっぱいに。その中には来賓として、高校バレーの名門・藤原学園の監督である大杉も来ていた。要のプレーに興味を持った大杉は、要を激励し、名刺をわたす。

中学時代はジャンプ力で身長の低さを補いアタッカーとして活躍していた主人公が、高校に入学し限界を知り、リベロに転向します。攻撃に参加できないリベロというポジションに焦点を当てたこと、どうしたら勝てるかを考える心理描写のシーンが多いことが特徴かなと思います。試合は燃える展開のものが多いので、バランスよく楽しめます。

 

④『少女ファイト』(連載中)

「あの日から、友達は作らないって決めたんだから」大石練(おおいしねり)・15歳。バレーボールの名門・白雲山(はくうんざん)学園中等部に在籍。練はずっと自分を抑え続けていた。小学校時代に全国大会で準優勝したチームのキャプテンであったほどの実力を隠しながら。集団スポーツの中で、自分を殺さなければいけない理由は――。それでもバレーを辞められない想いとは――!! バレーボール群像劇スタート!

才能がありながらも周りとの軋轢で自分を出せない女子が、仲間を得て春高バレーを目指す物語。絵柄は独特かつ画力としてはいまいちなのだけど、プレー中の動きはうまく描けている気がする。バレーだけでなく、少女たちの心の揺れ動きがよく表現されていて、応援したくなる気持ちにさせる漫画です。

 

◆おすすめテニス漫画

①『ベイビーステップ』(完結:47巻)

マジメ少年+美少女×テニス=熱血スポコン!? ――成績はずっとオールA! 几帳面でマジメな“エーちゃん”が、ちょっぴりいい加減!? でも、テニスに懸ける情熱だけはマジメな美少女“ナツ”と出会ったことで、テニスの魅力に取りつかれて人生激変!? 快感、そして悶絶のらせん……。数式じゃ表せない、衝撃的な人生の化学変化が始まった!!

真面目で優等生な主人公が、ひょんなことからテニスの面白さに気づき、テニスプレイヤーとして次第に成長していく物語。優等生っぽくデータを積み上げて相手を攻略していくんですが、次第に結構根性論ありきの熱い展開もでてきて、スポーツマンらしく成長していくのが面白い。

 

②『テニスの王子様』(完結:42巻)

テニスの名門校・青春学園中等部に入学してきた越前リョーマ。アメリカJr.大会4連続優勝の経歴を持ち、天才少年と呼ばれるリョーマだったが、青学テニス部には、1年生は夏まで大会に出られない規則があり…!?

散々テニヌとかバカに(?)されていますが、レギュラー決めのリーグ戦とか、序盤は普通に部活テニスしてます。個人的には氷帝戦までは感動ありのスポーツ漫画だと思っています。それ以降は、、ファンタジーバトル漫画かな。

 

③『Happy!』(完結:23巻)

兄の残した借金を返済するために、プロのテニスプレイヤーの道を選んだ、いたいけなヒロイン・海野幸!!果たして、彼女に幸せは訪れるか!?

鬼才浦沢直樹によるスポーツ漫画。後ほど紹介する『YAWARA』と同じ女の子が主役のスポーツ漫画だが、そのヒロイン像は真逆。兄の借金をテニスの賞金で返済しようとする海野幸が、竜ヶ崎蝶子を初め様々な人々の妨害やバッシングを受けながらも奮闘していく。最後はスカッとする大逆転ありです。

 

その他浦沢直樹の名作たちはこちらからどうぞ⇩


 

④『BREAK BACK』(連載中)

ケガで挫折し、1億円の借金を背負ってしまった元世界ランキング7位の女子テニスプロ・上條紗季!! 無名の高校を率いて高校テニス界で暴れまくる!!

序盤の設定は上で紹介した『Happy!』と酷似しておりネタ漫画か?と思うが、元プロ選手が素人やブランクのある生徒たちに対してコーチングをするというところが新鮮。次第に自身の経験と知識に裏付けされた理論を展開していくところからどんどん面白くなる。クセのある生徒たちが次第に成長していく過程がリアルで良い。

 

◆おすすめ柔道漫画

①『帯をギュッとね!』(完結:30巻)

5人の中学生が、昇段試験で黒帯をとった。粉川巧、同じ北中の杉、南中の斉藤、それに東中の三溝と宮崎だ。かつてのライバル同士が、意外な形で再会したのは、高校の入学式。しかも同じクラス。でも、この浜名湖高校には、柔道部がなかった。そこで彼らは、柔道部を自分たちで創部する。全員一年生の新生・浜名湖高柔道部がスタート!!

マイナー競技で漫画を書かせたら天下一品の河合克敏による柔道漫画。笑えるシーンと真面目に熱いシーンの切り替えがうまい。後ほどあげる『モンキーターン』にも通じるけど、青春要素が程よい感じで作品を華やかにさせています。

河合克敏作品は他にもマイナー競技を題材にした作品が複数有りますが、どれもめちゃめちゃおすすめです。

 

②『YAWARA!』(完結:29巻)

祖父・滋悟郎の指導を受けた柔道の天才少女・猪熊柔がオリンピックの金メダルと国民栄誉賞、そして日本スポーツ界のスーパースターになることを目指す!?

浦沢直樹による柔道漫画。普通の女の子でありたいと思いつつ、やがて自らの才能に気づいていき、アトランタ五輪への出場を目指していく。才能にも人気にも恵まれ、『happy!』とは真逆のヒロインだけど、別格の強さでライバルたちに一本勝ちしまくる姿は爽快そのもの。

 

③『もういっぽん!』(連載中)

中学最後の大会で結果を残せず、柔道をやめるつもりだった、園田未知。でも、親友の早苗や、最後の対戦相手だった永遠に誘われて、高校でも続けることになり…? 一緒、だから楽しい。わたしたちの青春柔道ライフ、はじまる!

主人公が第一話から締め落とされたり、決して強くはないけど持ち前の明るさで人を魅了し、部員ゼロの柔道部を盛り上げていく。一人一人の個性がしっかり生きているし、画力も皆ゆるくて可愛いのは勿論、組み合いや関節稼働などしっかり柔道を描けていると思います。未知vs早苗のシーンは感動必至。これほど上質な漫画が少年チャンピオンの巻末近くに連載されているのは解せないですね。

 

④『女子柔道部物語』(連載中)

『柔道部物語』から25年、小林まことが再び“本格柔道漫画”を描く! 原作はアトランタオリンピック女子柔道61kg級で、日本女子柔道界に初めての金メダルをもたらした恵本裕子!! 雪の旭川を舞台に世界の頂点を目指す白帯の女子高生が世界の頂点を目指す!

柔道部物語』の作者小林まこと先生による女子柔道を描いた漫画。原作はアトランタ五輪で日本女子柔道界に初めての金メダルをもたらした恵本裕子さん。作者も題材も完璧なら面白くないわけがないですね。『柔道部物語』と同様最初は絵柄の好みがわかれるかもしれませんが、主人公が強くなっていく様はワクワクするし、脇を固める人物が良キャラ揃い。読んでいて爽やかな気持ちになる漫画です。

 

◆おすすめボクシング漫画

①『あしたのジョー』(完結:20巻)

「ひじを左わき下から離さない心構えで……やや内角をねらい、えぐりこむようにして打つべし!」――漫画史にその名を刻んだ、永遠の名作! 東京・浅草のドヤ街に、ふらりと現れた一人の少年。矢吹丈(やぶき・じょう)と名乗るその少年に一方的に叩きのめされたアル中の元ボクサー・丹下段平は、その動きに天性のボクシングセンスを見出し、一流のボクサーに仕立てあげんと奮闘するが……。

ちばてつやによるボクシング漫画。文字どおり血を沸騰させるような熱い試合の数々、ジョーと死闘を繰り広げる力石ら好敵手の存在、そして泪橋と丹下のおっちゃん。いつになっても色褪せることの無い名作です。

その他ちばてつやの名作はこちらからどうぞ⇩

 

②『はじめの一歩』(連載中)

ひたむき少年、幕之内一歩登場!!“強い”ってどんなんだろう!?ボクも強くなりたい!!ドジでいじめられっ子の高校生幕之内一歩。ボクサー、鷹村との出会いは、一歩の拳にひそむダイナマイトパンチを呼び起こした!!プロボクサーへの夢を抱いた一歩は、鴨川ジムの入門テストに挑戦(チャレンジ)するが!?

30年近く連載し続けているレジェンド漫画。ベストバウトは鷹村VSブライアン・ホークの世界戦。これが圧倒的に熱いですが、もちろん主人公の幕之内一歩の試合も名試合揃いです。個人的にはヴォルグ・ザンギエフ戦が好きです。ガゼルパンチかっけえ。

 

③『KATSU!』(完結:16巻)

ふとしたことからボクシングを始めることになった里山活樹と、天性のボクシングテクニックを持つ女の子・水谷香月が繰り広げる、熱血!? 青春ボクシングストーリー。

あだち充によるボクシング漫画。『タッチ』とかでもボクシングの描写は出てくるけど、野球以外でも人の動きを捉える線を引くのがうまいです。主人公の活樹が、父親の過去を知るあたりが面白い。血は争えないのか。

 

◆おすすめレース漫画

ここからはボートレースやロードレースなど、レースものの漫画を紹介していきます。

①『モンキーターン』/河合克敏(完結:30巻)

波多野憲二はちょっとそそっかしいが、負けん気の強い度胸のある17歳。幼いころからの夢であるプロ野球選手になることを断念した憲二の今の夢は、競艇選手になること。そのきっかけは担任教師・筒井の勧めで…!?ボートレーサーを目指し、本栖研修所の試験を受けた憲二。友情と闘争心の中で大きく育っていく若者を描いた、青春スポーツ漫画の傑作!!

競艇というマイナースポーツを題材にした漫画。
競艇選手を目指す若者たちの青春、競艇という競技の奥深さ、勝負の世界で戦う選手たちの厳しさや難しさなど、魅力がたっぷりと詰まっています。
SGでの猛者との一騎打ちは胸熱。

 

②『弱虫ペダル』(連載中)

ママチャリで激坂を登り、秋葉原通い、往復90km!! アニメにゲーム、ガシャポンフィギュアを愛する高校生・小野田坂道、驚異の激コギ!! ワクワクの本格高校自転車ロードレース巨編!!

自転車競技を題材にしたスポーツ漫画。自転車ってほとんど知らなかったんですけど、エースを勝たせるために、山登りや平地を専門とする引き立て役みたいなのがいて、自己犠牲忍耐といった組織での役割を学べる素晴らしいスポーツなんだと思いました。インターハイは涙無しには読めません。

 

③『Odds』(完結:10巻)

高校最後の夏。「ツール・ド・沖縄」ジュニア国際120キロロードレースで、最後の追い上げもむなしく、またもライバル・藤沢に敗れた麟太郎。世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」を目指す2人は、レース後に互いの夢を語り合っていたが、そのとき突然、麟太郎の家族が交通事故に遭ったとの急報が届く。一瞬にして母妹を亡くし、植物状態の父を養う運命を負った麟太郎は、金を稼ぐためにロードから競輪への転向を決意して…

Odds(オッズ)とは可能性である-。将来有望なロードレーサーが家庭の事情で金を稼ぐために競輪選手を目指す。
同じ自転車競技という知識しかなかったが長距離を走るロードレースと短距離を走る競輪とは全く異なる能力が必要になります。
上に紹介した『モンキーターン』と同じく競輪という公営ギャンブルの面白さをたっぷり紹介しつつ、熱い想いを持って競技に取り組む選手たちを描いた作品です。
なお『Odds』はその後『Odds GP!』『Odds VS!』とタイトルを変え現在も連載中です。

 

◆その他のスポーツ漫画

ここからは、少しマイナーなスポーツを題材にしたスポーツ漫画を紹介していきます。マイナー競技であろうと、ここに紹介する漫画は傑作揃いです。

①『アイシールド21』(完結:37巻)

泥門高校1年・小早川瀬那。気弱な性格が災いし、幼き頃よりパシリ人生を送ってきた。だがそのおかげで(?)ズバ抜けた俊足を持つ瀬那は、悪魔のごとき男・ヒル魔によりアメフト部へと引きずり込まれるが!?

アメリカンフットボールを題材にしたスポーツ漫画。パシリの主人公小早川セナが、RB(ランニングバック)として才能を開花させていく。アメフトは専門職の集まりであるということをしっかり体現できている。神龍寺戦のラストはスポーツ漫画全体でも屈指の激アツ展開

 

②『ピンポン』(完結:5巻)

月本(通称・スマイル)と星野(通称・ペコ)とは幼馴染み。小学生時代に駅前の卓球場タムラでラケットを握っていた頃からの仲だ。天才肌の星野はいつも好き勝手やり放題。今日も部活をさぼっていた。先輩たちに「星野を部活に連れてこい」と命令される月本だったが・・・

卓球を題材にした松本大洋の漫画。ペコとスマイル、わずか5巻の中にそれぞれの才能と努力に対する姿勢だったり、挫折や苦悩と行った内面にも触れられていて、とても密度の濃い作品に仕上がっています。

 

③『あさひなぐ』(完結:34巻)

二ツ坂高校一年、東島旭(とうじま・あさひ)、15歳。
中学まで美術部だった旭は、「薙刀は高校部活界のアメリカンドリーム!スポーツに縁のなかった人間でも全国にその名を轟かすことができる」といううたい文句に感激し、薙刀部に入部する。

薙刀(なぎなた)という超マイナーな競技を題材にした漫画。薙刀部なんてある高校の方が珍しいですよね。部活未経験の女の子が高校入学をきっかけに強くなりたい!という思いで薙刀部に入り、周りとともに成長していきます。部活動は体力だけでなく、精神力も育まれるって本当その通りだと思うんですよね、最初はなよなよだった主人公が、明らかに中盤から顔つきも断然変わってきます。

 

④『ボールルームへようこそ』(連載中)

俊英が贈るダンススポーツ青春譚、開幕! その一歩(ステップ)で僕は変わる――。平凡な中学生、富士田多々良(ふじた・たたら)は将来の夢も特に無く、無為な日々を過ごしていた。そんなある日、謎のヘルメット男に出会った多々良は訳もわからず連れ去られてしまう。男が向かった先は……何と社交ダンスの教室だった。ダンスの世界に一歩を踏み出した多々良の日常が、みるみる変わり始める――!! 剥き出しの才能が描く“ボーイ・ミーツ・ダンス”!! 踊り手の魂が交錯する舞踏室(ボールルーム)で繰り広げられる、激アツ! ダンスストーリーに酔いしれろ!!

社交ダンス(競技ダンス)をテーマに描かれた作品。社交ダンスと聞くとおじさまおばさまの趣味程度に感じるかもしれないけど、読むと印象が180度変わります。激しさと美しさが同居したスポーツなんだなと感じます。一人の少年が社交ダンスの持つ魅力に魅入られ、次第に「ハマっていく」様子がリアルに描かれています。

 

⑤『メダリスト』(連載中)

人生ふたつぶん懸けて、叶えたい夢がある!夢破れた青年・司と、見放された少女・いのり。でも二人には、誰より強いリンクへの執念があった。氷の上で出会った二人がタッグを組んで、フィギュアスケートで世界を目指す!

月刊アフタヌーンで連載開始以降、話題沸騰中のフィギュアスケートを題材にした漫画。夢破れたスケーターがコーチとなり、恵まれない環境にいる少女とともに世界を目指す。絵が特別上手いというわけではないけど、フィギュアスケートに込められた情熱がビシビシと伝わってくるし、かと思えばコミカルなシーンとのメリハリもしっかり効いている。今後の展開が楽しみな漫画。


 

⑥『灼熱カバディ』(連載中)

カバディはネタじゃない…熱いスポーツだ!スポーツ嫌いの元サッカー有名選手・宵越竜哉(高1)のもとに、ある日『カバディ部』が勧誘に!「カバディなんてネタだろ(笑)」と内心バカにしつつ練習を見に行くと、そこではまるで格闘技のような激しい競技が行われていて……!!!

ダサい、意味が分からないなどと揶揄されがちのマイナースポーツであるカバディを題材にした珍しいスポーツ漫画。奇をてらった作品なのではないかという先入観は読み始めるとすぐに消え去る。カバディに対する情熱とともにチームスポーツの重要性を知っていく個性あふれるキャラクターや、カバディのルールを適切なタイミングで解説しながら進むストーリーなど、魅力たっぷりの作品。

 

⑦『てのひらの熱を』(完結:3巻)

「必要なのは、地面と体。あとは拳を握るだけだ。」……ものすごく姿勢のいい少年・木野下慎也と、全国大会6連覇の天才空手少年・柳屋匠。きっかけは偶然…けれどきっと、運命。2人は出会い、笑い、そして惹かれあう。物語の舞台は、川崎浮島中学空手道部。汗と絆と笑顔の空手道、はじまる!!

良い姿勢を持った主人公が年少空手のチャンピオンと出会い中学で空手道部に入部する、という空手漫画。
空手の基礎を教えつつ主人公の特性を生かした試合描写は躍動感があり、良い意味で少年漫画らしい熱い展開が続く。
少年マガジンで連載されていたがわずか3巻で打ち切り。これからいくらでも展開しようがあっただけにとても残念。

 

終わりに

ここで紹介したスポーツ漫画は、心から読んでよかったと思えるものばかりです。

今後もおすすめを随時追加・更新していきます。

 

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