近年アニメ化もされ大ヒットとなった、漫画『はたらく細胞』。
体内の様々な細胞を擬人化し描くことで、これまでちゃんと理解できていなかった人体の知識を学ぶことができます。
普通に漫画としても面白いですし、生物の教科書ではないですが、補助教材的な扱いで子供に読ませるのも大変おすすめです。
そんな『はたらく細胞』ですが、実は数多くのスピンオフ作品があります。
この記事では、はたらく細胞のスピンオフ作品を紹介していきます。また小さいお子様にはアニメ版がおすすめです。こちらも合わせて触れていきたいと思います。
本家『はたらく細胞』
まずは知らない方のために、本家『はたらく細胞』の紹介です。
概要は冒頭でお伝えした通りですが、小・中学生の理科の勉強に一役買うのはもちろんのこと、大学医学部レベルでも役に立った!というレビューがちらほら見受けられます。
昨今、感染症対策として読んでみるのも良いかもしれません。
漫画『はたらく細胞』のスピンオフ作品一覧
ここからはスピンオフ作品を紹介していきます。作者の清水茜さんは”監修“の立場で携わっていますが、作画は基本的に違う漫画家さんが描かれています。
1.『はたらく細菌』
『はたらく細胞』初の公式スピンオフ!主人公は、誰しもの体内にいる“細菌”!おなら、便秘、サラサラヘアー、虫歯…。そのすべてに、良い菌&悪い菌&空気よむ菌…あなたの体内でがんばっている細菌たちの、健気で真面目な“はたらき”があった!美容と健康に役立つ知識ももりだくさん!話題騒然の“細菌”擬人化漫画!
原作:清水茜(監修)
作画:吉田はるゆき
掲載:なかよし
発表:2017年5月号-2020年8月号
「はたらく細胞」では悪者と捉えられがちの細菌に焦点を当てたスピンオフ作品。
細菌と一口に言っても良い菌、悪い菌と色々存在するので、本家と同様非常にためになる漫画となっています。
あとは少女漫画だからなのか、美容や健康面に重きを置いた内容となっているのも特徴です。
2.『はたらかない細胞』
「赤芽球」それは「マクロファージ」に育成され、立派な働きをみせる「赤血球」となるために存在する細胞。だがここでは、理由をつけては働きに出てくれないモラトリアム全開の「赤芽球」が存在するのだった。
原作:清水茜(監修)
作画:杉本萌
掲載:月刊少年シリウス
発表:2017年9月号-
「赤血球」になる前段階の「赤芽球」を、社会人になる前の大学生?というよりニート的な感じで描いたスピンオフ作品。
この漫画で伝えたいこと、テーマはなんだろう?というのがいまいち伝わってこない。
現代社会に向けたメッセージ性のあるコンセプトではあるので、細胞である意味や必要性が描けるとよいのかなと思っている。
3.『はたらく細胞BLACK』
毎日せっせと体中に酸素を運ぶ、新米赤血球。しかし彼の職場(世界)の労働環境は、徹底的にブラック――!! 飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足……不健康の総合商社のような世界で、過重労働の末に細胞たちは何を思うのか? これは、あなたの体の物語――。
原作:清水茜(監修)、原田重光(原作)
作画:初嘉屋一生
掲載:モーニング
発表:2018年27号-
酒やタバコなどの不摂生をすると体内はどうなるのか。赤血球が体内ではたらく様子をブラック企業に例えたようなスピンオフ作品。
少しアクは強いが、不健康なことをするとどのような害があるのか、をちゃんと教えてくれる。世のサラリーマンに読ませたい漫画だなと思う。
掲載雑誌「モーニング」のおすすめ作品紹介記事でも扱っています。
4.『はたらく細胞フレンド』
体内の平和を守るため、ウイルス感染細胞などの異物を排除する殺し屋・キラーT細胞。彼らを束ね、周囲から恐れられるキラーT班長は…キャラ変したい!ともだちがほしい!!でも言えない!!!!!ひとりカラオケ・鍋パにスマホ…現代ツールを使いこなす細胞たちの日常は意外な笑いの連続…!?ネーム原作:黒野カンナと、まんが:和泉みおの別フレ最強タッグが送る最爆笑コメディ☆
原作:清水茜(監修)、黒野カンナ(原作)
作画:和泉みお
掲載:別冊フレンド
発表:2019年2月号-
原作でも話題の怖キャラ:キラーT細胞が主人公。原作とはいい意味でギャップがある。
なんと言ってもキラーT細胞さんが全然怖くなくて、物語全体としてほんわかした空気感が漂うギャグマンガに仕上がっている。
5.『はたらく血小板ちゃん』
体の傷も 心の傷みも 血小板(わたしたち)が治します!37兆個の細胞がはたらく人間の身体の中でも、とりわけの人気者。この小さな女の子たち血小板ちゃんは、こう見えて止血のプロフェッショナルなのです!そんな彼女たちの日常や仕事ぶりを、ホッコリかわいくお届けします!
原作:清水茜(監修)、柿原優子(原作)
作画:ヤス
掲載:月刊少年シリウス
発表:2019年7月号-
原作でも可愛いと評判だった血小板ちゃんをメインに据えたスピンオフ作品。
もう可愛すぎる。血小板ちゃんの中でもリーダーちゃんとかキャラ付けは一応されているんだけど、みんな可愛い。
6.『はたらく細胞BABY』
赤ちゃんの寝返り一つにも、裏には細胞たちの頑張りがある! 忙しいママとパパ、そしてかつてBABYだったすべての人に捧ぐ、乳児体内擬人化漫画!
原作:清水茜(監修)
作画:福田泰宏
掲載:モーニング
発表:2019年46号-2020年1号
この作品はタイトル通り、乳児や新生児の体内細胞を擬人化したスピンオフ作品。よく考えるなと思う。
ご存知の通り赤ちゃんの体は成人とは全く違うわけで、赤ちゃんならではの病気やトラブルに焦点を置いている。妊婦さんとか若い親御さんにはもってこいの内容と思う。
その他のスピンオフ作品
作者:杉本萌
掲載:月刊少年シリウス
発表:2018年3月号-9月号
内容:体内に出た赤芽球がアニメ制作現場を見学する、というもの
原作:清水茜(監修)、原田重光(原作)
作画:乙川灯
掲載:モーニング・ツー
発表:2020年3号-
内容:生理や妊娠、といった女性特有の体内変化を描いたスピンオフ作品
『はたらく細胞』アニメ版を紹介
アニプレックス、david productionの制作により、2018年にアニメ第1期が放映されました。
すでに第2期も決定していて、2021年放送予定となっています。
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終わりに
『はたらく細胞』スピンオフ作品とアニメ版の紹介記事でした。途中からはたらくがゲシュタルト崩壊起こしかけましたが、スピンオフ作品にも面白い&ためになる漫画がありますので、本家と合わせて是非ご覧になってみてください。
小さいお子様に見せるなら断然アニメ版がいいですね!手洗いうがいの注意喚起にもなりますのでおすすめです!
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