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「チョコレートコスモス@恩田陸」を読んでみた。続編の行方は・・

先日「チョコレートコスモス」という小説を読みました。

この小説、皆さん知ってますか?

チョコレートコスモスは人気作家”恩田陸”さんの作品の一つです。

同じく恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」を夏に読んだのですが、
それを機に他の本も読んでみたいな、と思ったのがきっかけです。
※「蜜蜂と遠雷」も直木賞&本屋大賞の2冠を取っただけあって素晴らしかった・・
そのお話はまた機会があれば触れたいと思います。

恩田陸さんの小説といえば、「夜のピクニック」や「六番目の小夜子」など
有名かつ面白い作品がいくつかあるイメージでしたが、逆に言うと
それら以外はどんな本があるのか、個人的にはよく知りませんでした。

今回「蜜蜂と遠雷」をきっかけに、他の作品も読んでみよう!と思い立ち
ネット等で調べた結果、行き着いたのがこの「チョコレートコスモス」でした。

ということで、「チョコレートコスモス」を紹介してみたいと思います。


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小説「チョコレートコスモス」とは


著者:恩田陸
初版発行:2006年
出版元:角川書店
初版は10年前なんですね、、なんか以外だ。

そもそも作家”恩田陸”とは

1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。
1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。
ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝国 常野物語』『ネバーランド』『木曜組曲』『チョコレートコスモス』『きのうの世界』などがある。


華々しい受賞歴ですね。受賞作はどれも一回は聞いたことのあるタイトルではないでしょうか。

そして受賞作ではないものの、最後の方にチョコレートコスモスも出てきましたね。
なんとなく気になるタイトルなんですよね。花の名前ってことすら知りませんでしたが。。
ということで、早速「チョコレートコスモス」をネットで購入してみました。

改めて、小説「チョコレートコスモス」とは(あらすじ)

芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを──。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう! 興奮と感動の演劇ロマン。


お芝居に関する小説ですね。生まれ育った環境が全く異なる二人の天才少女が
芝居を通じて交じり合うというストーリー。

あれ、こんなようなあらすじどっかで見たことが・・?と感じた人もいるかもしれません。
そう、あの有名な「ガラスの仮面」ですね!
恩田陸さん本人もあとがきで述べていますが、本作は「ガラスの仮面」に影響を受けているようです。
“オマージュ”というやつですね。

小説「チョコレートコスモス」を読了して(感想)


実際に読んで頂きたいので、極力ネタバレになるような感想は避けますが

冒頭の飛鳥の登場シーンから、とにかく引き込まれます。
小説を読んでいるというより、まるで自分が舞台を実際に見ているかのようです。

オーディションのシーンも素晴らしいです。タイプの異なる女優たちが、それぞれの
強みを生かして演技を行う様子をうまく描写していると思います。

その中で、響子と飛鳥、二人の天才がいかに突出した才能を持っているか
という部分に焦点を当てて物語は進んでいきます。

やがて凡人には想像出来ない、豊かな才能が爆発する瞬間が訪れます。
そして圧巻のラストシーンへと繋がっていきます。


もちろん舞台を見ているような錯覚を覚えさせる描写はお見事ですが
豊かな才能を目の当たりにした周りの人間の驚きにも共感を覚えました。

ありきたりですが、脳みそに軽く電気が流れるような、バチバチッという感覚を
紙に書かれた文字から感じることができます。これって衝撃ってやつですね。


読み終わった後、しばらく余韻に浸っていました。
面白かったのは勿論なんですが、もう少し読んでいたかったなと。

良い小説ってみんなそうですよね。終盤になるにつれて
ラストシーンは早く読みたいけれど、物語が終わってしまうのは嫌だというあの気持ち。


・・・というか、そもそもこれ完結してないよな?

と首を捻りながら作者あとがきを見ると、なんと「続編」の二文字が!!!

続編「ダンデライオン」について


そう、なんと「チョコレートコスモス」は三部作の一作目だったのです!
私、あとがき読みながら歓喜です。笑

どうやら二作目「ダンデライオン」は執筆中
三作目「チェリーブロッサム」は構想段階にあるようです。
※あくまでも2011年4月、文庫本あとがき時点での情報です。

ということで、早速「ダンデライオン」を読むべく調べてみました。
すると、以下の(衝撃的な?)事実が判明しました。

「ダンデライオン」は、
①「チョコレートコスモス」時点では書きかけであった「戦争と電話」の上演場面から物語が始まる
②毎日新聞社発行の月刊「本の時間」に連載されていた
③「本の時間」は2013年9月に廃刊、「ダンデライオン」も連載終了し、作品自体が中断。

・・・廃刊?中断??

読む方法は、月刊「本の時間」をオークション等で集めるしかないと。。
かつ集めたとしても途中までしか読めないと、そういうことですね。

終わりに


今日この記事を書いた理由は、「ダンデライオン」読みた過ぎる・・・!に尽きるのですが

恩田陸を知っているけど、チョコレートコスモスは読んだことないやって人も
そもそも恩田陸って作家をよく知らないやって人も
誰でも楽しめる作品となってますので、本当にオススメです。

で、願わくば「チョコレートコスモス」を読んだ人が、私と同じように
「ダンデライオン」読みてー!!となってくださると幸いです(笑)

恩田陸さんは「蜜蜂と遠雷」に代表されるように、月刊「本の時間」廃刊後も絶好調です。
多忙な時間を過ごされていると思いますが、いつの日か是非「ダンデライオン」の続きと
三作目「チェリーブロッサム」を執筆して頂きたいなと思います。

続編が本となり、読める日を来ることを心から願っています。

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