2020.4.4更新
前回の野球漫画に続いて、今回はサッカーです。
野球漫画のトップ10はこちらから↓
今回も前回同様ランキング形式です。そのあと番外編があります。
まずはトップ10をランキング形式で紹介
第10位『龍時』(連載中)
野沢尚先生の小説を原作とした漫画。
U-17日本代表でスペイン代表と試合をし、世界との差を痛感した主人公が、単身スペインに渡るというもの。
実際のリーガ・エスパニョーラのチーム・選手が出てくるが、原作と漫画で年代にズレがあるため、独自の設定となっている。
漫画ももちろん面白いんだけど、これは原作が本当に秀逸。小説でここまでサッカーを描写出来るって何事!全部で3冊在るんだけど、作者急逝のため未完という整理になっている。
第9位『ANGEL VOICE』(完結 全40巻)
不良だらけのサッカー部が熱い監督と共に厚生していくという、サッカー版ルーキーズみたいな設定。
世間的には映画の影響もありルーキーズのが知名度高いけど、面白さなら負けてない、というか勝ってると思う。
熱さだけでなく、悲しかったり切なかったりするシーンもある。特に後半〜ラストに畳み掛けるように涙腺ぶっ壊しに来るのはやばい。40冊と長いけど、読んでよかったと思える。
第8位『エリアの騎士』(完結 全57巻)
U-15日本代表の10番を背負う日本サッカー界の逸材”逢沢傑”を兄に持つ、弟”逢沢駆”が主人公。
駆が中学〜高校、さらにはプロとしてサッカーを続けていく上で様々な仲間やライバルと関わりながら成長していくお話。
連載当時はエリアの騎士が実際の日本代表にいたらな〜なんて思いながら読んでたのが懐かしい。現実はうまくいかないものである。
第7位『ホイッスル!』(完結 全24巻)
背が低いという理由で名門中学から冷遇を受けていた風祭翔が、平凡な公立校に転校し仲間と頑張る!というストーリー。
話のほとんどが中学サッカー編で終わってしまう漫画って珍しいけど、某テニス漫画みたいにインフレしてるわけでもなく、諦めずにひたむきに努力する主人公像は全体を通してぶれてなく、良い少年漫画という印象を受ける。
第6位『ファンタジスタ』(完結 全25巻)
テクニカルかつ意外性のあるプレーをすることができるファンタジスタと呼ばれるプレイヤーに焦点を当てた漫画。
離島で生まれ育ち、1人で技術を磨いてきた主人公が、東京のサッカー部に転入してきてからファンタジスタになるまでを描く。
テクニックしかない主人公がチームスポーツとしてのサッカーを学んでいく課程も面白いし、程良い長さにまとまっている良作。
続編『ファンタジスタ ステラ』が連載されていた。本田△です(笑)
こちらは全14巻で完結済。
第5位『アオアシ』(連載中)
田舎のサッカー少年が東京のJユースチームに引き抜かれ、プロを目指すという話。
ユースチームを扱うサッカー漫画は珍しく、Jリーグの下部組織としてユースがどう在るかみたいなところにも触れていて面白い。
マンガ大賞2017の第4位。本屋でも大抵平置きだし、かなーり期待されてる作品と言える。
第4位『DAYS』(連載中)
運動神経0、運動部経験もないひ弱くんが強豪校のサッカー部に入部します。
いや、そんな奴が1年時から試合出れないだろ!という突っ込みどころ以外は、試合展開も熱いしキャラごとの特徴も出てるし、サクサク読めちゃいます。
そしてふと思うのです、主人公が出てない時の方が面白いんじゃね・・・?と。笑
第3位『シュート!』(完結 全33巻)
「トシ、、サッカー好きか?」サッカーやってた人なら誰でも知っているセリフでしょう。バスケなら『スラムダンク』に相当するレジェンド漫画。
かつて天才がいた、掛川高校の快進撃を描く漫画です。
途中ありえない技繰り出したり、続編がどれかわかんなくなったりもするけれど、それでもレジェンド漫画なのです。
漫画『シュート!』は第一部〜第四部まであるんですが、順番は以下にまとめてありますのでこちらをご覧ください⇩
第2位『BE BLUES!〜青になれ〜』(連載中)
小学生時代天才と呼ばれていた一条龍が、大きな挫折を経て再び栄光を掴むため挑戦をする。
この挫折が半端ない、、どんな状況になっても諦めずひたすら前を向く一条龍の姿には心打たれます。
作者は「あおい坂」の田中モトユキ先生。熱量の多いスポーツ漫画はそのままに、かなり魅せる絵になってきてる。大好きな漫画家さんです。
第1位『GIANT KILLING』(連載中)
もはや有名になりすぎた感はあるけど、、やっぱり面白いので第1位です。
万年下位のJクラブを立て直すため、かつてエースとして君臨していた男が監督として帰ってくる。
監督目線で描かれる試合展開も斬新で面白いし、何よりこの漫画の凄いところは絵だけで今どんな場面かが全部分かるところ。
これ当たり前じゃないの?って思われがちだけど、スポーツ漫画の中でも特にサッカーはフィールドが大きいので、描写が難しくて絵だけで説明出来てないってことが結構あるんです。で、そういう時どうするかっていうと選手や観客に喋らせます、必要以上に。言い方悪いけど言葉で補って読者に場面を理解させようとする。
もちろんこの漫画も言葉による補足はあるけど、最悪なくても大丈夫な位場面の書き方が本当にうまい。
番外編
トップ10を紹介しましたが、ここから番外編としてあと3作品ほど紹介します。
『フットボールネーション』(連載中 11巻)
一応サッカー漫画なんだけど、ページの大半は体幹や筋肉をどう鍛えるべきか、という独自のマッスル理論が語られています。
曰く南米や欧州のトップは脚がスラッとして綺麗で、プレー中の写真もフォトジェニックなんだそう。
これは別の競技にも言えることだけど、年少期の指導って本当に大事だなと思います。
日本が世界で戦えるようになるには、まずは根底から変えていかないといけない。なんてことを考えさせてくれる。科学サッカー漫画。
『さよなら私のクラマー』(連載中 4巻)
『四月は君の嘘』で一躍有名になった新川直司先生によるサッカー漫画。
なぜ番外編かというと、女子サッカー部に所属する未来のなでしこ達を描いた作品だから。
絵も綺麗にまとまっているし、キャラも個性豊か。豊かすぎて誰が主人公?ってくらいだけど(笑)
今後が楽しみな女子サッカー漫画である。
『1/11 じゅういちぶんのいち』(完結 9巻)
高校で進学を理由にサッカーを諦めた主人公が、とあるきっかけから再びプロを目指してサッカーを始める、という話。
あらすじはこうなんだが、、、その過程を時系列に沿って描くというものではなく、主人公や周りのキャラに1話ごとにスポットを当てたスピンオフ集みたいな感じの作品。
で、これが1話ごとに半端なく泣ける。お涙誘ってきてるでしょ!って見え見えだったりするけどそれでも泣ける。悔しい。
サッカー漫画ってより小説読んで感動してる気持ちになるので、番外編ということで。ただおすすめです。
以上、番外編でした!!
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