中学校からバスケを始めた自分にとって、バスケ漫画はまさに「バイブル」でした。
もちろん『スラムダンク』は全試合の点数言えるくらい、セリフ暗記するくらい読み込んだし、『あひるの空』や『DEAR BOYS』など、その時々で熱いバスケ漫画に支えられて、厳しい練習を耐えてきたものです。
ということで、元バスケットマンの私がおすすめするバスケ漫画トップ10を紹介します。
第1位『スラムダンク』(完結 31巻)
バスケ漫画どころか、スポーツ漫画、いや全少年漫画の頂点に君臨する漫画。
日本のバスケ界を何十年にも渡って支え続けてきた漫画。
僕の家には、何十回も読み込んでボロボロになったスラダンが本棚にあります。日焼けしまくりです。
ちなみに、あるブログでスラムダンクの続きを書いていらっしゃる方がいます。これがもうほんっとうに面白い。良く書けてる。スラダンを読んだ後は是非そちらも読んでみてください。
第2位『あひるの空』(連載中)
高校一年生、150cmの3Pシューターが主人公。なんて書くと現実味薄れるかもしれないけど、リアルな高校バスケを追求した漫画。
主人公に挫折を与えてそれを乗り越える姿を書くのは割と常套手段と言えるけど、この漫画では挫折の回数が半端ない。試合も負けてる描写の方が多いくらい。まあそれがまたリアルで良いのかもしれない。
長期連載ですが休載も多いです。連載初期は学生バスケをやっていたのに気づけば社会人、なんて方がきっと多いんでしょうね。私みたいに。笑
第3位『DEAR BOYS』(完結 23巻)
全23巻と書いてるけど続編のACTⅡ、ACTⅢまで合わせると単行本で70冊以上の大作。
巻数こそ多いけどすらすらと読み進められる。最初は絵がまるで少女漫画だけど、、それもだんだん改善されてくる。
天才哀川を中心とした少数精鋭の瑞穂高校が全国制覇を目指すというストーリー。文句なしに面白いです。
『あひるの空』と悩みに悩んだ挙句3位。だけど『スラムダンク』に次ぐバスケット漫画と言っていいでしょう。
第4位『I’ll』(完結 14巻)
主人公が二宮北中出身・国府津高校1年生と、私の地元ピンズトなため4位にランクイン(笑)
というのは半分本気・半分冗談で、ノスタルジックな湘南の情景とそこで過ごす主人公たちが時に力強く、時に切なく描かれている。
各キャラも立ち過ぎってくらい立ってるし、上位3作に比べて全14巻とコンパクトにまとまっているのも良い。
それにしても、なぜバスケット漫画は神奈川県を舞台とした作品が多いのだろう。。神奈川出身としては嬉しい限りだけど。
第5位『リアル』(連載中)
『スラムダンク』作者の井上雄彦先生による、車いすバスケットボールを題材とした作品。
青春スポーツ漫画の代表格である『スラムダンク』とは毛色が異なり、病気や事故による障害、車いす生活の難しさ、周りの人間の支えなどとても詳細に描かれています。
スポーツ漫画でありながら極限までストイックに現実を突き詰める、まさに「リアルな」漫画と言えるでしょう。
第6位『DRAGON JAM』(連載中)
バスケ漫画の中でも珍しい、ストリートバスケを題材にした作品。
今では有名なストバスのプロリーグ「SOMECITY」を取り上げるなど、新しいバスケ漫画と言えます。
テク重視の魅せるバスケをダイナミックに描いており、コテコテの部活バスケ出身者でも楽しめます(笑)
第7位『BUZZER BEATER』(完結 4巻)
続いても井上雄彦先生によるバスケ漫画。スケール大きく舞台は”宇宙”です。
異星人に席巻されたバスケットボール最高峰の宇宙リーグに、地球人だけの最強チームを作って殴り込みをかける
設定だけ見るとトンデモ漫画ですが、絵も綺麗で読みやすいです。
井上雄彦先生は本当に体の線を描くのがうまいですね。動的なシーンを描かせたら世界一な気がします。
第8位『黒子のバスケ』(完結 30巻)
ご存知、バスケ版『テニスの王子様』。
「キセキの世代」と呼ばれる天才たちによるバスケ漫画ですが、これぞトンデモ設定。
シュートレンジがハーフコート全体という緑間君がでてきた時点で一旦読むのをやめたくらいです。
改めてファンタジー漫画として読むと結構面白いです。
アニメ化もされ、女子たちに受けがいいという点でも『テニプリ』と共通してますね。
第9位『CROSS OVER』(完結 7巻)
『涼風』で有名な瀬尾公治先生によるバスケ漫画。
バスケ漫画だけどバスケは『涼風』でいう陸上くらいのポジションなので、悪しからず。
青春恋愛系としては抜群です。女の子はみんな可愛いしね。
第10位『Harlem Beat』(完結 29巻)
ストバス→高校バスケ→ストバスと行ったり来たりと、今じゃ考えられない自由なバスケ漫画。
画がバスケ向きではないのでとっつきづらい人はいるかもしれないけど、無敵のレイアップとか技名が特徴的で、ちょっとした流行りにもなりました。
終わりに
やはりサッカーや野球とは違い、”高校バスケ“を描いた作品がほとんです。
メジャースポーツとは違い、高校卒業後の選択肢が少ないのが主な要因であることは間違いないでしょう。
井上雄彦先生による”スラムダンク奨学金“や2016年に発足したBリーグなど、学生バスケ以降の選択肢は増えつつあります。
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