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【完全版】刑事モノはこれを読め!〜おすすめの警察小説シリーズまとめ〜

2018.9.6更新

これまでにも個別に紹介してきた「警察小説」ですが、多くの作家によって幾つもの警察小説が発表されています。

以前から個人的におすすめする警察小説シリーズをまとめて紹介してみたいと思っていました。

そこで今回は、私が読んだ中で自信を持っておすすめできるシリーズを、様々な角度から紹介していきたいと思います。

今後も随時更新していく予定ですが、このページを「刑事モノ完全版」として捉えて頂けると幸いです。

さて、一口に警察小説と言っても内容は実に多岐にわたっています。刑事の階級、所属部署、扱う事件、、一つとして同じものはありません。

と言ってもある程度共通化した観点でおすすめ度を判別したいと思いますので、今回はミステリーサスペンスグロテスクハードボイルド、4つの観点からおすすめ度を算出していきます。またタイトルから順番がわからないシリーズについては、順番もしっかり記載していきます

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「姫川玲子」シリーズ(ストロベリーナイトシリーズ):誉田哲也

〜評価〜


ミステリー度:★★☆☆☆
サスペンス度:★★★★☆
グロテスク度:★★★★☆
ハードボイル度:★☆☆☆☆
総合おすすめ度:★★★★★

捜査一課の美人刑事:姫川玲子警部補が主任の、「姫川班」が凶悪な難事件に挑むシリーズです。連続殺人、猟奇殺人、暴力団や中国マフィアの抗争を描く中で中々グロい描写も多く、映像版では一部カットされている箇所もあります。

一作ごとのクオリティは高いですし、扱う題材も興味深いものが多くシリーズの質は高いです。姫川班の行方も気になるところで総合点は星5つとしました。

このシリーズは個別に記事にしていますので、詳細は以下をご覧ください⇩

「加賀恭一郎」シリーズ(新参者シリーズ):東野圭吾

〜評価〜


ミステリー度:★★★★☆
サスペンス度:★★☆☆☆
グロテスク度:★☆☆☆☆
ハードボイル度:★★★☆☆
総合おすすめ度:★★★★★

東野圭吾による大人気シリーズ、刑事の加賀恭一郎が難事件を解決していく推理小説モノです。推理小説ということでミステリー要素高めです。特に初期の頃は誰が犯人か全く分からないですし、なんとそのまま犯人が明言されないまま終わってしまう作品もあるくらいです。

ミステリーとしての質が高いこともさることながら、下町の人情や加賀の家族関係など、人間味も感じられるシリーズです。こちらも総合点は星5つ。

シリーズの順番や、阿部寛さん主演の「新参者」シリーズとの関係性などを個別記事にしていますので、詳細は以下をご覧ください⇩

「新宿鮫」シリーズ:大沢在昌

〜評価〜


ミステリー度:★★★☆☆
サスペンス度:★★★☆☆
グロテスク度:★★★☆☆
ハードボイル度:★★★★★
総合おすすめ度:★★★★☆

続いては新宿署の鮫島警部を主人公とする、人気ハードボイルド小説シリーズ。キャリア警察官でありながら警察内部の抗争に巻き込まれ、一匹狼状態で所轄に勤務する鮫島警部。その捜査方法から「新宿鮫」と恐れられ、単独行動ながら難事件に挑んでいきます。

警察官の常識から外れ1人で捜査を行う鮫島のかっこよさはもちろんのこと、シリーズ後半は外国人窃盗団を組織する謎の人物との対決からも目が離せません。ハードボイルド小説としては飛び抜けているでしょう。

以下2018年現在刊行済のシリーズ全10作を発表順に並べます。7と8が逆になっていますが、時系列に番号を揃えているためです。発表順に読んで問題ありません。
1、新宿鮫
2、毒猿 新宿鮫Ⅱ
3、屍蘭 新宿鮫Ⅲ
4、無間人形 新宿鮫Ⅳ
5、炎蛹 新宿鮫Ⅴ
6、氷舞 新宿鮫Ⅵ
7、風化水脈 新宿鮫Ⅷ
8、灰夜 新宿鮫Ⅶ
9、狼花 新宿鮫Ⅸ
10、絆回廊 新宿鮫Ⅹ

「鳴沢了」シリーズ:堂場瞬一

〜評価〜


ミステリー度:★★☆☆☆
サスペンス度:★★★☆☆
グロテスク度:★★★☆☆
ハードボイル度:★★★★☆
総合おすすめ度:★★★☆☆

続いてもハードボイルドモノ。親子3代続く刑事一家に生まれついた鳴沢了を主人公とする警察小説シリーズ。一切の妥協を許さず、自分にも他人にも厳しい鳴沢了が、不器用ながらに事件に挑んでいきます。

シリーズの中で主人公の所属や立場が変わるのは珍しくないですが、鳴沢了ほど異動が多いのも珍しいです。ストイックすぎてちょっとついていけないところもありますが、新宿鮫と並んで二大ハードボイルド小説と言えるでしょう。

現在まで外伝も含めて計11作が発表されています。読む順番は以下をご覧ください⇩

「隠蔽捜査」シリーズ:今野敏

〜評価〜


ミステリー度:★★★☆☆
サスペンス度:★★★☆☆
グロテスク度:★★☆☆☆
ハードボイル度:★☆☆☆☆
総合おすすめ度:★★★★★

続いては今野敏による人気シリーズ。多くの警察小説が現場の刑事の活躍を描いているのに対し、本シリーズは警察庁のキャリア官僚の活躍を描いています。

主人公の竜崎警視長は原理原則の信念とキャリアとしてのプライドを持つ警察官。一般人の感覚からすると変人なのだが、それも読み進めるうちに気にならなくなってきます。むしろいくつも文学賞を取っているそのクオリティの高さに圧倒されます。文体も滑らかで非常に読みやすいです。

現場の刑事が事件を解決する-、そんな王道警察小説に飽きてきたら、隠蔽捜査シリーズは非常におすすめです。

「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ:富樫倫太郎

〜評価〜


ミステリー度:★★★☆☆
サスペンス度:★★★★☆
グロテスク度:★★★★☆
ハードボイル度:★☆☆☆☆
総合おすすめ度:★★★★★

続いては富樫倫太郎によるSROシリーズ。広域捜査専任という名前の通り、縄張りを重視する従来の警察組織の在り方と相反する組織のお話です。

メンバーはわずか7名、うち5名がキャリアという異例の部署”SRO”が新設されます。警視長の山根室長以下、メンバーは都市伝説化していたシリアルキラードクター」の存在に近づいていきます。シリアルキラーと呼ばれる大量殺人鬼との対決が本シリーズの魅力です。

常人の考えも及ばない犯罪者の深層心理や凶行の数々、グロテスクな描写も多々ありますが、室長以下一丸となって犯人に挑んでいくハラハラドキドキの展開に、ページをめくる手が止まりません。

「百舌」シリーズ:逢坂剛

〜評価〜


ミステリー度:★★★☆☆
サスペンス度:★★★★☆
グロテスク度:★★★★☆
ハードボイル度:★★★★☆
総合おすすめ度:★★★★☆

続いては公安警察の「百舌シリーズ」。ある爆破事故をトリガーにストーリーが展開され、プロの殺し屋の存在や国家レベルのテロ、そして警察内部の闇を同時並行でさばく超大作。

2014年にはTBSとWOWOW合同でドラマ化もされました。主人公を演じた西島さんハードボイルドだけどタバコ吸いすぎですね。結構バイオレンスなシーンも多めなので、好き嫌いは別れるでしょう。

以下刊行済のシリーズ全7作を発表順に並べます。
1、裏切りの日(シリーズ序章)
2、百舌の叫ぶ夜
3、幻の翼
4、砕かれた鍵
5、よみがえる百舌
6、鵟の巣
7、墓標なき街

「女刑事・音道貴子」シリーズ:乃南アサ

〜評価〜


ミステリー度:★★★☆☆
サスペンス度:★★★☆☆
グロテスク度:★★☆☆☆
ハードボイル度:★★☆☆☆
総合おすすめ度:★★★★☆

男社会で生きる女刑事音道貴子を主人公としたシリーズ。音道と男性刑事との掛け合いも含めキャリアウーマンの生き様をうまく描きつつ、ミステリーとしても魅力的なストーリー展開が期待できます。

第1作の『凍える牙』は直木賞受賞作です。その他シリーズは以下順番で読むことをお勧めします。

1、凍える牙(
2、花散る頃の殺人
3、鎖
4、未練
5、嗤う闇
6、風の墓碑銘(エピタフ)

終わりに

上で紹介したシリーズは、数ある警察小説シリーズの、氷山の一角に過ぎません。今後も続々追加していく予定です。

電子書籍サイトのおすすめはこちらから⇩

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