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「週間少年ジャンプ」歴代のおすすめ漫画作品50選を年代別にまとめてみる

2019.10.4(金)発売の「ONE PIECE」最新刊(94巻)はこちらから⇩

雑誌キーワードは「友情」「努力」、そして「勝利」。

少年漫画といえばジャンプ、ジャンプといえば少年漫画。少年漫画雑誌の象徴ともいうべき「週間少年ジャンプ」。思春期の男子の隣には必ずジャンプがある、ということで私自身もずっとジャンプを読み続けてきました。創世期から、漫画雑誌最高部数を達成した黄金期を経て、WEBもあったりするんで最近売上は落ちていると思うけど、今でも面白い作品はたくさんある。

そんなわけで、ジャンプ史上最も面白い作品を決めようと思い立ったのだが、そもそも数ある名作の中からどれか1つに絞るのは不可能(ランキングを付けるのもおこがましいレベル)だし、あの頃は良かったじゃないけどやっぱり人によって思い入れのある時代・作品はあるわけで。

そこで年代別におすすめ作品をまとめてみよう!と思い立ったのである。うん、これなら出来そうだ。ということで多分に主観をはらんだジャンプベスト50!スタートです。(長いので目次をご活用ください)

なお、ジャンプ以外のライバル誌「週間少年マガジン」「週間少年サンデー」についても同様にまとめています。それぞれ以下からどうぞ⇩

〜少年漫画誌別まとめ第2弾(少年マガジンまとめ)〜はこちらから⇩

〜少年漫画誌別まとめ第3弾(少年サンデーまとめ)〜はこちらから⇩

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目次

◆創世紀(1970年代)

厳密には創刊1968年なので60~70年代とすべきなのかもしれない。まあ主観ありきと最初に言っているので、ここは堅いことは言わずに1970年代を創世紀としてみる。ちなみに〇〇紀のネーミングはみんな大好き内PのDVDを文字っている(DVDの順番とは違うので予めご了承ください)。

・こちら葛飾区亀有公園前派出所/秋本治(1976〜2016)(完結:全200巻)

年数にして40年!単行本にして200冊!漫画界における数々のアンタッチャブルレコードを樹立したレジェンド漫画。

2016年の連載終了時はニュースでも大きく取り上げられましたが、それだけ世に与えた影響は大きかったということですね。もう両さんを見れないのかという寂しい気持ちと、お疲れ様でしたと労わる気持ちが入り混じって何とも言えない感情になったのを覚えています。

◆新生紀〜革新紀(1980年代)

1980年代、産まれる前の連載作品でも知ってるぜ!という時を超えた名作がずらり。中でもドラゴンボールが与えた影響は本当に大きかったでしょう。

・キャプテン翼/高橋陽一(1981〜1988)(完結:全37巻)

日本サッカーの歴史を語る上ではこの漫画の存在が欠かせない!と言っても過言ではないほど、日本におけるサッカーブームの火付け役となり、普及に多大な貢献をした漫画。人気だけでなく、実際のプロサッカー選手たちにも大きな影響を与えました。

個人的には初期の南葛SC時代が一番面白いのでは?と感じます。味方もライバルも良いキャラ揃いです。後半やシリーズ続編も面白いんですけどね。段々いろんな意味で人間ではなくなってきますけど。

・北斗の拳/武論尊,原哲夫(1983〜1988)(完結:全27巻)

核戦争により文明と秩序が失われ、暴力が支配する時代に突如現れた、伝説の暗殺拳”北斗神拳“の伝承者・ケンシロウの生き様を描いた作品。と一言で言えばこういう説明になるんですが、この時点でもうすでに面白そうな感じが満載ですよね。

最近は世代的にパチンコ「北斗の拳」から漫画を読み出す人たちも多いのかもしれません。あまりにも有名な「お前はもう死んでいる」のセリフや、ケンシロウをはじめとするキャラの作画力に隠れがちですが、ストーリーや設定も当然ながらめちゃめちゃ作り込まれていて読み応え抜群です。

・DRAGON BALL/鳥山明(1984〜1995)(完結:全42巻)

「友情」「努力」「バトル」そして「勝利」少年漫画に必要な要素をすべて詰め込んだバトル漫画の金字塔。連載終了から20年以上たった今も関連作品やアニメ・ゲームなど様々な媒体で、世代を超えて愛されている不朽の名作です。

何がいいって、もちろん全部がいいんですけどやっぱキャラの作り込みが素晴らしい。まさにキャラに命を吹き込むのが抜群なんだろうなって感じますね。だから感情移入するし、読むたびに新たな発見があって何度でも読みたくなる。初めて読んだときはクリリン(笑)でしたが。敵だったキャラがいつの間にか味方になってるなんてことも多いです。

・シティ・ハンター/北条司(1985〜1991)(完結:全35巻)

新宿で探偵や殺し、ボディガード等の仕事を請け負う裏稼業No.1のスイーパー冴羽獠」の活躍を描いたハードボイルドコメディ。当時の少年ジャンプ連載作の中では内容が群を抜いて大人びていたため、人気はさほど高くなかったようですが、単行本は5000万部以上の売上とモンスター級です。

コメディ色とハードボイルド色が絶妙なバランスを保っていて、読みやすいのに読み応えもあるという秀逸さ。普通はバランス崩して作品の価値が薄まるんですけどね。

本作をリメイクした「エンジェル・ハート」も面白いです。

・聖闘士星矢/車田正美(1986〜1990)(完結:全28巻)

ギリシャ神話をテーマにしつつ、ガンダム的な要素を取り入れた聖衣(クロス)など少年心もしっかり擽ってくる、メジャー受けを目指したとされる作品。その狙いは的中で、圧倒的人気をほこっただけでなく、誌面を変え未だに続編連載中という、こち亀に次ぐ長期連載っぷりを見せつけています。

聖闘士(セイント)聖衣(クロス)小宇宙(コスモ)といったネーミングも人気要因の一つでした。特に好きなのは鳳凰星座(フェニックス)。そろそろこの辺がキラキラネームで使われるんじゃないかなんてことを考えると胸が躍ります。

あとはペガサス幻想(ファンタジー)アニメ版聖闘士星矢の主題歌ですが、カラオケで歌うと引かれること間違いなし。でもすげー気持ちいいです。

・ジョジョの奇妙な冒険/荒木飛呂彦(1987〜2004)(完結:全63巻)

WJ(週間少年ジャンプ)での連載は終了していますが、現在第8部がUJ(ウルトラジャンプ)にて連載中と、こちらも超長期連載漫画です。

部ごとに違った登場人物や時代設定がありつつも、作品としてのテーマは芯が通っている(「人間讃歌」らしいですが、どう見ても少年向けではないですね)。バトル漫画としての王道を抑えつつ、個性的な作画やクセのある表現で人気を博しています。「絵がちょっと受け付けない」なんて感想をたまに聞きますが、非常にもったいないなと思いますね。

・ろくでなしBLUES/森田まさのり(1988〜1997)(完結:全42巻)

ジャンプではヤンキー漫画があまり多くないですが、ヤンキーたちを描いた学園モノとしてはベストでしょう。時代背景を感じられるような表現や作画も個人的にツボですが、ギャグとシリアスを組み合わせた作品構成も見事です。

ヤンキー漫画おすすめはこちら⇩


・DRAGON QUEST ダイの大冒険/三条陸,稲田浩司(1989〜1996)(完結:全37巻)

大人気ゲーム作品「ドラゴンクエスト」の世界観と設定を基にした少年バトル漫画。というと勘違いされがちですが、ドラクエ原作というわけではなく、ストーリー自体はオリジナルです。

その名の通りダイの成長、勇者になる過程を描くと言うテーマの基に物語は進んでいきますが、やはり相棒のポップとライバルのハドラーの存在なしには語れません。メインキャラ以外のエピソードでも心を熱くさせられると、ああ良い漫画に出会えたなあと強く感じます。

◆黄金紀〜円熟紀(1990年代)

ドラゴンボールの連載終了とONE PIECEの連載スタート。ジャンプにとっての転換期となった1990年代ですが、前半はまさに黄金にふさわしいラインナップでした。もう何もいうことがないです。強すぎるでしょこれ。。。

・幽☆遊☆白書/冨樫義博(1990〜1994)(完結:全19巻)

交通事故で死んだ主人公の浦飯幽助が霊界探偵として生き返る。探偵モノか?と思いきや次第にバトル漫画へデフォルメされていく。

中盤の暗黒武術会編はドラゴンボールの天下一武道会と並んでバトルモノの2大傑作だと(勝手に)思っています。ドラゴンボールとの違いは幽助個人ではなく桑原蔵馬飛影の3人とパーティーを組んでいるという点。なんだかんだいってもこの4人が最強ですね。

バトル、バトルで来て最後はほろり。19巻という長さもGOOD。個人的には富樫作品の中ではHUNTER×HUNTERを抑えて一番だと思っています。

・スラムダンク/井上雄彦(1990〜1996)(完結:全31巻)

日本のバスケットボール界における一番の財産は漫画”スラムダンク”であると声を大にして言いたい。日本のバスケットボール人口を急激に増加させただけでなく、本作品の印税の一部を資金として設立されたスラムダンク奨学金により、世界への扉も開かれることになりました。まさに日本バスケの道を作ってきたと言っても良い作品。

最初はギャグ漫画か?と思うほど。バスケに関する想いが薄い素人の桜木花道が、次第にバスケにのめり込んでいくあたりは少年漫画って感じがする。山王戦を超える試合は描けない、って作者が言っている以上続編はもう望めないかな。もちろんあったら読みたいけど、この作品はこれで良いんだとも思えるほど密度が濃い31冊です。

続編はないですが、既刊のコミックスが新装再編されています。少しテイストの違った桜木花道をご覧あれ。

・地獄先生ぬ〜べ〜/真倉翔,岡野剛(1993〜1999)(完結:全31巻)

鬼の手を持つ小学校教師のぬ〜べ〜こと鵺野鳴介が、生徒を守るため妖怪や悪霊を退治する物語。友情や努力と言ったジャンプ従来のコンセプトに留まらず、ホラー怪談知識お色気まで、あらゆるジャンルを組み込んだ作品。

その割に散らかっておらず(1話完結という構成も含めかもしれないけど)作品としてよくまとまっている印象。幅広い年代に支持されているのも納得です。

・るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-/和月伸宏(1994〜1999)(完結:全28巻)

明治初期の日本が舞台、かつて人斬り抜刀斎と恐れられた緋村剣心が、明治の世で人を守るために流浪人として生きていく。ジャンプで歴史漫画は珍しい、どうしても殺しをどう描くかが付いて回るからなのかもしれないけど、この作品では不殺(ころさず)の設定が効いている。

アニメ・実写映画と漫画原作ではだいたいどちらかが爆死するのが常ですが、「るろけん」は珍しくどっちも漫画とは違った面白さがありおすすめ。

漫画自体はSQ(ジャンプスクエア)で続編となる北海道編が連載開始されています。

・セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん/うすた京介(1995〜1997)(完結:全7巻)

数あるギャグ漫画の中でも異彩を放つうすた作品。わかめ高校に突如現れた、格闘技「セクシーコマンドー」を使いこなす花中島マサルが主人公、ってもうこの時点で意味不明だしわけわかんないけど、一つ一つのギャグはシュールだけどキレがあって面白い。あと「メソ」が良い。

完結済漫画で全7巻は、この50選の中で最も少ない。要は量ではなく、質なのである

・封神演義/藤崎竜(1996〜2000)(完結:全23巻)

中国の古典怪奇小説封神演義』を原作とした、今から3000年前の古代中国、殷の王朝時代を描いた歴史漫画。もちろん漫画なのでコメディやギャグの要素を入れたり、原作との相違点は少なくはない。

少年漫画として、軍師的ポジションの主人公が武力でなく知力で活躍をするというのは珍しい。さらにそれがヒット作になる確率はとても低いと思われる。歴史小説をまるでオリジナルの漫画作品かのように描き切るとは中々やりおるといったところである。ちなみに円満に最終回を迎えることができた、数少ない作品の一つらしい。

・遊☆戯☆王/高橋和希(1996〜2004)(完結:全38巻)

いじめられっ子の武藤遊戯は、古代エジプトから伝わる闇アイテム”千年パズル“を解いたことによって、心の中に別人格を持つもう1人の自分(闇遊戯)を宿すようになり、闇のゲームを行うことで悪人を裁いていく、という設定で始まる。

初期は1話完結型の怪奇漫画だったんですが、途中で登場したカードゲーム「マジック%ウィザード」が大受け。中盤以降はひたすらデュエルやってます。
このカードゲームは現実世界でも遊戯王デュエルモンスターズ(遊戯王OCG)として大ヒットを記録しました。私も当時は必死にカードを集めたものです。

・I”s/桂正和(1997〜2000)(完結:全15巻)

編集部に頼まれて描いたという、桂大先生のラブコメ漫画。本人は電影少女みたいなSFが書きたかったらしい。。。あれも普通に面白いんですけどね。まあしかし何と言っても絵がうまい、、そして天才的なアングルにより生み出されるエロスはまさしくラブコメ漫画にふさわしいと思います(大真面目です)。もちろん作画だけではなく、ストーリーもしっかりと作り込まれた純愛がテーマとなっています。

タイトルのI”sに込められた意味の深さには誰もが驚くことでしょう。単なる複数形ではなく、ダブルクォーテーションなのがポイント。

・世紀末リーダー伝たけし!/島袋光年(1997〜2002)(完結:全24巻)

生まれた時からヒゲが生えており、小1にして体毛が生え揃っているというアクが強すぎる設定の主人公たけしが、クラスのリーダー的存在として問題を解決していく。当初はギャグ漫画だったが、途中からバトル要素も入ってきており、これは島袋作品の特徴とも言えます。

さすがにふざけすぎだろ、読むのやめよかな、、、と思ったらあれ?実はいいやつじゃん。みたいな感じで気づいたら全部読み終わってます。メリハリがしっかりしていて読みやすいです。

・ONE PIECE/尾田栄一郎(1997〜)(連載中)

長らくジャンプのシンボルマークでもあった海賊を主人公にした、「ひとつなぎの大秘宝」をめぐる海洋冒険ロマン。これぞジャンプというような冒険からバトル、感動シーンまで取り揃えた、連載初期から現在まで、長くに渡ってジャンプの看板漫画の座を守り続けている傑作。

単純に戦って敵を倒すだけではなく、様々な伏線が散りばめられている。個人的にはひとつの長編が終わった後に挟まってる世界情勢のターンが好き。あとは広げた風呂敷をどう畳んでいただけるのか。願わくば私がおじいちゃんになる前に終わらせて頂きたいものです。

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・HUNTER×HUNTER/冨樫義博(1998〜)(連載中)

主人公のゴンが、顔を知らぬ実の父親ジンを探す旅に出る冒険物語。父を追うために父の職業であるハンターとなり、その過程で出会った仲間と友情を深めていく。

設定・キャラの魅力・作画とすべての要素において作り込みが半端ない。常に読者の予想を上回る、これぞ鬼才と言わんばかりの才能溢れる作品。

欠点は休載が多いこと。それだけです。

・ホイッスル!/樋口大輔(1998〜2002)(完結:24巻)

身長146cmしかない中学2年生の風祭将を主人公にしたサッカー漫画。背が低いからという理由で強豪校でくすぶっていた主人公が、平凡な公立校に転校し花を咲かせていく。

某テニス漫画とは異なり、中々現実味のある中学サッカーを描いていると思う。思春期真っ只中の中学生が転校先で仲間と出会い、サッカーだけでなく1人の人間としても成長していく姿が見て取れる。あまり知られていないが隠れた名作である。

続編のホイッスル!Wが裏サンデーで連載中です。

・ROOKIES/森田まさのり(1998〜2003)(完結:24巻)

かつての野球伝統校へ赴任してきた新任教師川藤幸一が、生徒たちとぶつかり合いながら野球部を再建していく物語。当時のスポーツ漫画には珍しく、指導者を主人公とした設定。

野球のルールすら知らない、情熱しか持ってない修造的な川藤の姿に、最初は反発しながらも徐々に団結して甲子園を目指していきます。

2008年に放映されたテレビドラマが大当たり、連載が終了してからも評価をあげている名作です。

・シャーマンキング/武井宏之(1998〜2004)(完結:32巻)

シャーマンと呼ばれる霊能力者たちが、王を決めるシャーマンファイトし、シャーマンキングを目指すというバトル漫画。少年バトル漫画にあるまじき主人公のゆるっとした性格も、当時はこんなんでいいのか?!と思いましたが、読み進めるにつれてクセになってきます。

順調に人気漫画の階段を上り詰めていたかに見えたのですが、ラストは衝撃的な打ち切り。その後完全版発行の際に描き切れなかったエピソードを加筆して補完。シャーマンキングを読むときは完全版を読むようにしましょう。

・ヒカルの碁/ほったゆみ,小畑健(1999〜2003)(完結:23巻)

平安時代の天才囲碁棋士である藤原佐為に取り憑かれた小学生ヒカルが、囲碁の世界に導かれ「神の一手」を目指す物語。

囲碁のルールが全く分からなくてもこれだけ面白いのか!(逆にこれだけ面白いのに読んでても囲碁のルールが全く分からないのか!)と驚愕します。とにかく囲碁が分からないからというだけで敬遠しないで欲しい。主人公がライバルとの切磋琢磨の中で成長していく様だけでなく、サブキャラにもしっかり焦点を当てていることで作品全体の深みが増しています。

また連載初期と終盤を見比べると、その画力の成長っぷりにも驚かされます。原作/作画と分かれていますが、その後小畑健さんは異なる原作者と組み続々とヒット作を生み出すヒットメーカーとなります。

・テニスの王子様/許斐剛(1999〜2008)(完結:42巻)

中学テニス部を題材にしたスポーツ漫画(⇦ここ重要!)です。連載当初はテニスルールの解説や、実際に使われる技などの紹介もありましたが、その後高校・大学・社会人プロ、ついには人間離れした能力を身につけ始めます。流血分身会場破壊など数々の奇行を繰り広げ、最後は校歌を全員で歌って連載終了となります。

ただのトンデモ設定な漫画のようですが、関連メディア作品含め根強い人気を誇っています。なんだかんだいって普通に面白く読めてしまうんだよなあ。

・NARUTO/岸本斉史(1999〜2014)(完結:72巻)

日本のみならず海外でも非常に人気・評価が高い忍の戦いを描いた忍者バトル漫画。「ONE PIECE」と並びドラゴンボール亡き後のジャンプを長らく引っ張ってきた看板漫画でもありました。

最後の方は個人的にはちょっと間延びしてしまったかなという気もするが、ペイン編も評価は高いし、伏線を回収してしっかり終わらせたという点でも評価に値する。

◆発酵紀〜熟成紀(2000年代)

webの登場、人気漫画の連載終了が相次ぎ売上的にはかなり苦しんだ、いわばジャンプ冬の時代。確かにあらゆる世代に愛されるモンスター漫画みたいなのはないかもしれないけど、マニアックな人気を誇ったり問題作として世に広く知られた作品など、中々曲者揃いの年代。

・BLACK CAT/矢吹健太朗(2000〜2004)(完結:全20巻)

電磁銃(レールガン)と呼ばれる特殊な銃を使いこなす凄腕の暗殺者トレイン=ハートネットが主人公。暗殺稼業から身を引き掃除屋として生計を立てているトレインが、暗殺者時代の過去とどう向き合っていくのか、がポイント。

作画がとても素晴らしく、レールガンを用いた技も厨二心をくすぐられる。と思ったらToLOVEるみたいな作品も描けちゃうわけだから、漫画家ってすごいですね。

・ピューと吹く!ジャガー/うすた京介(2000〜2010)(完結:全20巻)

マサルさんに続いてのギャグ漫画で、うすた作品の集大成ともいうべき作品。人気投票に関わらずほぼ毎週ジャンプの巻末に掲載され、1話辺りのページ数も10ページ弱と他の漫画より少ないのが特徴だった。

他作品にも共通したシュールなギャグはそのままに、個性的なキャラが目白押し。忘れた頃に出てくるサブキャラがなんとも言えない味を出していた。個人的ツボはハンサムしこりつっきちこむ平。文字どおり笑い転げました。

・ボボボーボ・ボーボボ/澤井啓夫(2001〜2007)(完結:全28巻)

続いてもギャグ漫画。マルハーゲ帝国に支配された未来設定で、鼻毛真拳の使い手ボーボボが人類の毛の自由を守るため戦うという、ギャグバトル漫画。ボーボボの魅力は理不尽なギャグ。情けのかけらもなく時にかわいそうになるレベル。「ただし漬物、てめーはダメだ」はマジ名言。

・BLEACH/久保帯人(2001〜2016)(完結:全74巻)

家族を守るため死神となった高校生の黒崎一護が、死神代行として街に巣食う虚(ホロウ)を退治していくという、序盤は幽白っぽい設定。流れが似ているのは序盤だけではなく、中盤以降は敵対勢力との能力バトル漫画に発展していく。

尸魂界(ソウルソサエティ)篇の出来が素晴らしい。愛染が出てきた時の絶望感なんて、圧倒的な表現力でした。虚圏(ウェコムンド)辺りからはまあ賛否別れるかもしれないけど、それでも国内外に大人気。ワンピース,NARUTOとともに2000年代のジャンプ看板漫画でした。2016年に74巻で完結。

・いちご100%/河下水希(2002〜2005)(完結:全19巻)

ある日いちごパンツをはいた見知らぬ美少女に一目惚れした主人公真中淳平と、ヒロインたちの織り成すラブコメディ。

連載当時、思春期男子のバイブル的な読み物だった恋愛漫画。だいぶお世話になりました。数あるヒロインの内、誰が良いとか(まるでAKBの推しメンのごとく)教室で語り合ったことを覚えています。ちなみに私は西野派です。

・アイシールド21/稲垣理一郎,村田雄介(2002〜2009)(完結:全37巻)

アメリカンフットボールを題材にしたスポーツ漫画。長年パシリを続けていたことで人知れず超人的な脚力を身につけていた主人公の小早川セナが、RB(ランニングバック)として才能を開花させていくのと同時に、所属する泥門高校の躍進を描いた作品。

アメフトは専門職の集まりである。キャッチ力だけ、身長だけ、一芸に秀でた人間が活躍できるスポーツである。ということをしっかり体現できている。

途中から壊れ設定になっちゃったかな?という気もしなくはないが、王城戦までは本当に面白い。神龍寺戦のラストは全スポーツ漫画の中でも屈指の激アツ展開

・DEATH NOTE/大場つぐみ,小畑健(2003〜2006)(完結:全12巻)

名前を書かれた人間は死ぬというデスノートを拾った夜神月Lの壮絶な知能戦。第一部と第二部、ラストはどちらも衝撃でした。これだけの内容を詰め込んでたった12冊。

作中、夜神月の思想は評論家も警鐘を鳴らすほど、一部では問題作と言われていました。こんな漫画は2度と出てこないでしょう。異色の作品です。

・D.Gray-man/星野桂(2004〜2009)(連載中)

舞台は仮想19世紀のヨーロッパ。生物兵器「AKUMA」とそれを生み出す千年伯爵。主人公アレンらAKUMAに対抗する力を持ったエクソシストが伯爵に立ち向かうというストーリー。

絵も綺麗だし(多少ごちゃついてるけど)、設定も独特で面白い。平均点以上をとってくる良作ってイメージ。ちなみに少年ジャンプとしては連載終了済。その後赤マル⇨SQなどジャンプ系雑誌を渡り歩いているジャーニーマン的漫画である。現在はジャンプSQ.RISEで連載中。

・銀魂/空知英秋(2004〜)(連載中)

作者曰く、作品のジャンルは「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」。おいおい詰め込みすぎだろ、、なんて思って読み始めるとあら不思議。詰め込みすぎなのはある程度事実ですが、面白いですよ。

ギャグ漫画というジャンルになるんでしょうか。たまにシリアス展開があるけど、このジャンルで70冊超えは凄いです。

・家庭教師ヒットマンREBORN!/天野明(2004〜2012)(完結:42巻)

うだつの上がらない少年ツナがある日突然現れたヒットマンによってマフィアのボスになるべく教育をされてしまう。この設定のもと、当初はギャグ漫画だったけど途中から路線変更してバトル漫画に。それが当たったのか42巻という大作になり、アニメも当たりました。

ちなみに作者は連載中、一度も休載が無かったという鉄腕っぷり。某漫画家にも見習って?欲しい。

・魔人探偵脳噛ネウロ/松井優征(2005〜2009)(完結:23巻)

」を喰らう魔人ネウロが、人間界に潜む謎を食べるお話。人間界で目立たず生活出来るよう、女子高生を探偵に仕立て上げ、事件を解決しながら裏でその事件の謎を食べるというもの。

推理モノのように聞こえるが、実際は魔人の道具でトリックを暴いてしまうため、ミステリー要素はあまり無い。その代わりといってはなんだが、犯人の異常心理やリアクションが面白かったりする。

・SKET DANCE/篠原健太(2007〜2013)(完結:32巻)

学生生活支援部「スケット団」が、生徒たちの悩みや問題を解決していく学園モノ。ギャグ中心だけど、ミステリー要素や感動系のエピソードもありと、いろんな要素が詰め込まれている。リーダーのあだ名「ボッスン」で分かるように、表現やネーミングセンスが独特。才能あるな〜って感じします。

・PSYREN -サイレン-/岩代俊明(2008〜2010)(完結:16巻)

個人的にジャンプ史上最高の出来を誇る打ち切り漫画。2位のシャーマンキングと僅差だけど、あれは完全版で補正されてるし。ということで不名誉かもしれないけど1位です。荒廃した未来の日本と、現世を行き来する死のゲーム「PSYREN(サイレン)」に巻き込まれた主人公が仲間とともにゲームクリアを目指し、日本を救えるか?という内容。

設定はもちろんだけど、序盤の展開も本当に面白い。なので中盤〜後半にかけての大味な感じが残念でした。ちゃんと終わらせただけいいのかもしれないし、全体としては十分面白い部類に入るんだけど、もっと面白くなれたんじゃないかという疑念が拭い切れない、惜しい一作。

・バクマン。/大場つぐみ,小畑健(2008〜2012)(完結:20巻)

「DEATH NOTE」に続く大場・小畑コンビの作品。画力の真城最高(サイコー)と文才と発想の高木秋人(シュージン)の2人が漫画家となり少年ジャンプへの連載を目指す物語。漫画家を描いた作品というだけで希少な気がするが、実際の連載作品が多数登場するなど、かなり現実世界を投影した内容となっており、幅広い年代に支持されていいます。

・トリコ/島袋光年(2008〜2016)(完結:43巻)

近年流行りの「グルメ×〇〇」というジャンルの先駆けともいうべき、グルメバトル漫画。美食屋トリコと料理人小松のコンビが、世の中の珍しい食材を求め冒険をする。

ちなみに出てくる食材はだいたい架空のモノですが、非常にユニークです。なお、グルメ漫画は他にもおすすめがあります。下記にまとめていますので是非ご覧ください⇩

・黒子のバスケ/藤巻忠俊(2009〜2014)(完結:30巻)

中学バスケットボール界で無敗を誇った「キセキの世代」に焦点を当てたバスケ漫画、いやバヌケ漫画。NBAスターもびっくりの超人的なプレーの数々はまさにテニヌならぬバヌケと言えます。

最初は正統派バスケ漫画?と思うんですけど、ああそっち系ね。と思えば楽しく読める。

◆再生紀(2010年代)

最後は2010年代、今後のジャンプを担うであろう、現在連載中の人気作品を含め、計8作品を厳選しました。

・ハイキュー!!/古舘春一(2012〜)(連載中)

今乗りに乗っているバレーボールを題材にしたスポーツ漫画。連載中ですが30巻を越え、人気・実力ともに歴代バレー漫画の中でも1番と言っていいでしょう。

宮城県の高校が舞台という、少々珍しい設定。主人公コンビだけでなくサブキャラにも努力と成長が見られたりするし、何と言っても試合展開が熱い。スポーツ漫画の中でも今トップクラスに気になる存在です。

・食戟のソーマ!/附田祐斗,佐伯俊(2012〜)(連載中)

名門料理学校”遠月学園”に下町の定食屋の息子幸平創真が入学し、異色の存在として活躍・成長していくグルメ漫画。

「グルメ×〇〇」に当てはめるなら、この漫画は「グルメ×お色気」出てくる登場人物は皆美味しいものを食べると着衣をはだけるというリアクションをとる。お色気に必要な画力も十分、というかかなり上手い方だと思う。読みやすさも抜群でおすすめです。

グルメ漫画は他にもおすすめがあります。下記にまとめていますので是非ご覧ください⇩

・ワールドトリガー/葦原大介(2013〜)(連載中)

異世界からの侵略者ネイバーと、侵略者から人類を守るボーダーとの戦いを描いたSFバトル漫画。主人公の能力つえーという感じではなく、集団戦における戦略が重視されている点が面白い。

現在は休載から復帰しジャンプSQにて連載中です。

・僕のヒーローアカデミア/堀越耕平(2014〜)(連載中)

個々人の能力ともいうべき個性を持たない無個性の主人公がヒーローになるべく成長するヒーロー漫画。連載初期から次世代のジャンプを背負う漫画と位置付けられていましたが、順調に面白くなっている印象です。これぞ少年漫画って感じの王道を行くバトル漫画です。

作者も言及している通り随所にアメコミの影響を受けたような描写がありますが、少年漫画風にコミカライズされており、とても見やすく面白いです。

・ブラッククローバー/田畠裕基(2015〜)(連載中)

魔力を持たない下民のアスタが魔法帝を目指し魔法騎士団に入団するというストーリー。

主人公しかり才能溢れるライバルのユノしかり、ナ○トかな?と思う初期設定ですが、9つある魔法騎士団のうちの1つに入ってから個別設定も増えて面白くなります。敵の全容が見えず焦らされている感も悪くないです。

・鬼滅の刃/吾峠呼世晴(2016〜)(連載中)

大正時代、人喰い鬼が存在する世界。家族を殺され、妹を鬼にされた主人公が鬼を追うため鬼殺隊へ入隊する。

時代背景もあってか、ストーリーは物悲しい始まりを見せる。残酷な描写もありジャンプらしくないという意見もちらほら。しかしそれを黙らせる程読ませる力を持っていると思う。今後の展開が読み辛いので新刊が楽しみです。

・約束のネバーランド/白井カイウ,出水ぽすか(2016〜)(連載中)

孤児院で暮らしていた主人公エマはある日里親が見つかり外に出ることになった子供が鬼のための食肉として出荷されているのを目撃する。自分たちの境遇を知ったエマたちは、孤児院からの脱出を計画する。

各種漫画賞を総なめくらいの勢いで受賞しまくっている話題作。次が読みたいと思わせる展開力は素晴らしい。最近若干落ち着いてしまったかな?今後ジャンプの看板を背負って立てるか?の分岐点に来ているんだと思います。

・Dr.STONE/稲垣理一郎,Boichi(2017〜)(連載中)

原作はアイシールド21の稲垣理一郎。全人類が突如石化し、3700年後ようやく石化を解き自由な身体を手に入れるという気の遠くなるような設定で始まる。風化してしまった景色の中で、相棒と文明を再建させる覚悟を決める。

いろんな意味でスケールのでかい漫画。予想の斜め上をいく展開がくせになるかもしれません。

終わりに

さて、50作品という縛りがあるので本編的なところでいうとここまでですが、惜しくもここに入れることが出来なかった作品を3つ程あげたいと思います。今後の展開次第では入れ替わりもありうるような、楽しみな作品ばかりです!

①火ノ丸相撲/川田(2014〜)(連載中)

今後の展開次第ではと言いましたが、『火ノ丸相撲』は2014年連載開始と、既に実績十分です。今まで敬遠していて申し訳ない。。。

「高校相撲」という、スポーツ漫画として成り立つのか?と思ってしまうようなテーマですが、そんな心配は一切無用。ジャンプらしい王道スポ根漫画に仕上がっています。

少年ジャンプ作品としては史上初めて大相撲に懸賞が出されるなど、相撲界に認知もされている素晴らしい作品です。

②アクタージュ act-age/マツキタツヤ,宇佐崎しろ(2018〜)(連載中)

2作品目は、2018年より連載開始の『アクタージュ』、演劇を題材にした漫画です。

天才的な演技力を持った主人公が、女優として成長していく様を描いた物語。気迫こもった演技のシーンから伝わる迫力は見事ですし、演劇という特殊な世界をありのままに描いた、今までの少年誌に無い作品となっています。

③呪術廻戦/芥見下々(2018〜)(連載中)

ジャンプらしい?バトルファンタジー系漫画。『青の闇祓師』に似てるな、と最初は思ったくらいありきたりな設定かと思いきや、すぐに引き込まれました。

主人公が呪いと戦う理由付けから、個別のキャラ設定、バトルシーンの迫力など、どれをとっても完成度が高いです。時期にジャンプの看板漫画になり得るような作品とおもいます。

さて、今度こそジャンプ名作50選(+α)、いかがでしたでしょうか。

正直ジャンプを読んでいた年代によって自分の贔屓漫画は変わるし、人それぞれの50選があるとは思っています(おそらく見ればだいたいの年齢が分かってしまうくらい)。みんな違ってみんないいんではないでしょうか。私自身も50選は今後入れ替えもあると思うので、またその都度更新していきたいと思います。

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